富山県ケーブルテレビ協議会
一般社団法人富山県ケーブルテレビ協議会(とやまけんケーブルテレビきょうぎかい)は、富山県内のケーブルテレビ事業者やケーブルテレビ関連企業・団体で構成されているケーブルテレビ事業団体である。 概要富山県内のケーブルテレビ各局と北日本新聞社との情報交換を目的に、1997年9月に設立した「富山県ケーブルテレビ懇話会」が起源となっている[1]。 将来の放送のデジタル移行に伴うCATV局の設備投資のコスト削減などの目的もあり1999年8月に本協議会が設立。翌年の2000年に加盟全局を結ぶ光ケーブル回線を構築し、同年開催された第55回国民体育大会(2000年とやま国体)の生中継の同時配信を行った。自主制作番組の相互配信や各種イベントの共催[2]などによる連携が図られている。 他地域の同種団体とは異なり、株式会社の形式を採っておらず、協議会としての公式サイトは設けていない。 加盟ケーブルテレビ事業者現在サービスエリアは富山県内分のみ記載。
過去太字は現存する事業者。
沿革
テレビ放送について地上波加盟全局において富山県内の放送局に加え、石川県の北陸朝日放送を再放送している。系列別の再放送局は下記の通り。
コミュニティチャンネル加盟全局において9chで放送されている[5]。また、各事業者間で回線が結ばれているため[3]、番組の相互配信やイベント生中継の同時配信が実施されている。 前述の事業を担う企業として、北日本新聞社と各ケーブルテレビ局などが出資する株式会社とやまソフトセンターがある[6]。ケーブルテレビ富山向けの『北日本新聞ニュース』の制作[7]や協議会加盟のケーブルテレビ局への番組供給[7]を目的に設立した[6]。配信番組については、外部リンクを参照。 CS放送当初は、コスト削減などのため、衛星放送を一括受信し共同ヘッドエンドにより全局に配信していた。2008年5月以降高岡ケーブルネットワーク[8]・能越ケーブルネット・上婦負ケーブルテレビの3局が自社設備によるサービスに切り替え、2010年9月には左記以外に加え高岡の各局が日本デジタル配信(JDS)の地上配信サービスに切り替え[9]、2017年には能越も同サービスに切り替え[10]、現在に至る。 また、2010年8月まではCATV向け番組配信事業者からの供給を受けずに独自に受信・編成し各局に配信していたチャンネルも存在した。2010年9月にCS放送をJDSの供給に切り替えたが大半のチャンネルはその上で継続されている。 下記に配信チャンネルを記載するが、2004年10月のJC-HITSサービス導入前後で大きく異なるため、時期ごとに分ける。チャンネル名は配信終了当時のもの。 2004年10月 - 2010年8月※2010年8月以前に終了したチャンネルも掲載
2002年10月 - 2004年9月
脚注・注釈
参考文献
関連項目外部リンク
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