宍喰駅
宍喰駅(ししくいえき)は、徳島県海部郡海陽町久保字松本にある、阿佐海岸鉄道阿佐東線の駅である。 路線中唯一の有人駅でCTC制御所が設置されており[1]、阿佐海岸鉄道の本社及び車庫所在地である。また、徳島県最南端の駅でもある。 歴史
駅構造相対式ホーム2面1線を有する高架駅。DMV運行にあたり駅構内(上り線ホーム増設等)及び線路配線を改良、2021年12月25日から運用開始した。高架駅であるがホーム間には構内踏切が設置されており、上り(阿波海南方面)ホームへはこれを利用して移動する。 エレベーター、トイレ及び旅行センター設置。駅スタンプが存在。駅舎内に海陽町商工会宍喰支所が入居している。 旧留置線側にはASA-300形気動車「たかちほ」が静態保存されている。
DMV乗り入れ前以下はDMV工事に入る前の2020年7月17日時点での状況である。 単式ホーム1面1線を有する高架駅。ホームの反対側にもレールがあったが、本線につながっておらず使われていなかった。甲浦方に車庫があり、本線から引き上げ線へ分岐するポイントがあった。 1999年から2014年3月31日まで、駅舎内に自動券売機が設置されていたが、同年4月1日の消費税引き上げに伴うJR四国の新運賃に対応出来ないため、券売機を撤去し窓口による硬券の手売りに切り替えた[4]。 駅名標は那佐湾の朝焼けの風景をイメージしたデザインとなっていた[14]。 普通鉄道車両運行時代の当駅の駅番号はAK29であった。 動物駅長2010年(平成22年)8月にメダカが「駅長」に就任[5]、駅長として水槽に展示された。 同年12月7日に駅長引継式が開催され、町内の宍喰漁港で捕れた雄雌1匹ずつ計2匹のイセエビが「駅長」に就任。雌が「あさちゃん」、雄が「てっちゃん」と名付けられた。これに伴いメダカは駅長を退任することとなった[5][6]。 駅周辺元は宍喰町(その後合併して海陽町)の玄関口として設けられた。
バス路線一般路線バス
高速バス※阿南駅 - 甲浦間のみ途中乗降可能。 隣の駅脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia