大釜駅
大釜駅(おおかまえき)は、岩手県滝沢市篠木[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。 歴史
融雪設備設置の経緯秋田新幹線の冬季における安定輸送向上を目的に、当駅へ融雪設備が新設されることが決まり、改良工事が実施された。既存の本線ホーム北側に新上り線(新・上り1番線)と上りホームを新設し、ここに融雪設備を設置した。2018年(平成30年)5月下旬ころより工事に着手、2019年(令和元年)10月26日 - 31日にかけて切替工事を行い[報道 1][7]、2019年(令和元年)11月1日より新上り線が使用開始した。その後、既存の待避線に当たる下り副本線と下りホームを撤去し、現行本線に沿って新しい下りホームが整備された。融雪装置は同年12月15日より稼働開始し、噴射要否判断および機器操作は盛岡新幹線車両センターで遠隔操作している。 なお、2019年(令和元年)10月下旬の切替工事期間中は当駅での交換が不能となっていたため、中規模のダイヤ変更が行われた。具体的には、当駅で行っているこまち同士の交換は盛岡駅で行い、当該の下りこまちについては仙台駅で切り離しを行っていた(盛岡駅で上り列車待ち合わせをするこまちに合わせてはやぶさが長時間停車とならないように、併結していたはやぶさが盛岡でこまちを追越す。上り列車は盛岡駅連結で変更なし)[報道 1][7]。 2020年(令和2年)4月25日には、下りホームが拡幅し、全列車が跨線橋を渡らずに利用可能となった[報道 2]。
駅構造単式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅である。駅舎と2番ホームは跨線橋で連絡している。 秋田新幹線開通当初は、駅舎側に側線1番線(下り1番線)が、反対側に主本線2番線があり、相対式ホームであった。 2018年(平成30年)5月下旬ごろより、秋田新幹線の冬季における安定輸送向上を目的に耐雪装置新設等の駅改良工事を実施しており、2019年(令和元年)10月26日 - 31日の間に線路切替を行い、下り1番線を撤去して、本線ホームの反対側に上り1番線を新設した[報道 1]。また駅舎側1番ホームを下り1番線跡まで拡幅し、本線を駅舎側から乗降するようにして新1番ホームとした。旧2番ホーム側には柵が立てられ閉鎖され、上り1番線に乗降するホームを新2番ホームとしている。同年12月15日に、融雪装置の使用を開始している[報道 2]。 盛岡駅管理の無人駅で、簡易Suica改札機が設置されている。2018年(平成30年)3月までは、雫石駅管理の簡易委託駅(たきざわマイレールサークル大釜駅会受託)であった。 駅舎には滝沢市大釜駅前コミュニティセンターが併設されており、待合室として利用可能。1階に事務室と談話室、2階に集会室と学童保育クラブがある。簡易委託駅であった時には、出札窓口で切符の発売を行っていた。現在も出札窓口跡がそのまま事務室の窓口として使用されている。 のりば
利用状況JR東日本によると、2000年度(平成12年度) - 2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
隣の駅脚注記事本文
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目外部リンク
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