大野徹也大野 徹也 (おおの てつや、1953年7月17日 - )は、日本のテノール歌手。ドラマティックな表現を得意とするテノーレ・リリコ・スピント。公益財団法人東京二期会理事、二期会幹事・会員、日本声楽アカデミー会員、ぐるーぷ・なーべ会員、東京学芸大学名誉教授。 福岡県八幡市(現北九州市八幡西区)出身。オペラ・テビューは1977年の二期会公演『魔笛』の武士役である。 略歴
ワーグナー以外にも、
などのドイツオペラ、 などのフランスオペラ、
などの日本オペラ、といった幅広い分野の作品を手がける。 オペレッタにおいても、
などを演じ、歌役者としての評価も高い。 一方、コンサートにおいては、NHK交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など日本の主要オーケストラ、秋山和慶、朝比奈隆、飯守泰次郎、井上道義、大野和士、小澤征爾、尾高忠明、外山雄三、森正、山田一雄、若杉弘らの指揮者と共演し、
などのテノール独唱を歌う。 1997年、作曲家金田潮兒や声楽家鎌田直純と共に『新作歌曲の会』を立ち上げ、1998年第1回演奏会を皮切りに数々の歌曲の世界初演を行っている。また2000年より偶数年に開催しているリサイタルも好評を博している。 後進の指導にもあたっており、1980年から2019年にかけて東京学芸大学に奉職し、多くの声楽家、音楽教育者を世に送り出し、また2008年度から2009年度にかけて、芸術・スポーツ科学系長として学内運営に大きく貢献している。 外部リンク |