新日本フィルハーモニー交響楽団
公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団(しんにほんフィルハーモニーこうきょうがくだん、New Japan Philharmonic)は、日本のオーケストラ。日本オーケストラ連盟正会員。 概要1969年、文化放送とフジテレビが、自社で運営していた日本フィルハーモニー交響楽団の解散を通告した。その際に楽員の3分の2は日本フィルに残り日フィル争議を起こしたが、退団した楽員と小澤征爾・山本直純らは、新たに自主運営のオーケストラを1972年に設立した。これが新日本フィルハーモニー交響楽団である。 1997年、東京都墨田区とフランチャイズ契約を結んだ。同年墨田区に完成したすみだトリフォニーホールを利用し、本番と同じ環境で練習を行うことができている。1999年、小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任。2012年4月2日、公益財団法人に移行した。 指揮者
過去には、朝比奈隆、山本直純、宇宿允人も指揮者、顧問として加わっていた。 コンサートマスター演奏会定期演奏会
特別演奏会
その他の演奏会
サウンドトラック映画音楽
テレビOVA
ゲームミュージック
アレンジアルバム
新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラは、2004年夏に久石譲と共同で結成された新プロジェクトで、初代音楽監督に久石が就任した。スタートにあたって久石はテーマ曲「World Dreams」を書き下ろした。ジャンルとしてはポップスオーケストラに分類されるが、「世界中には良い曲がたくさんある。ジャンルにとらわれず世の中に伝えて行こう」というのが一番のテーマ。 2004年夏にデビューアルバム『WORLD DREAMS』を発表。「ハードボイルドオーケストラ」をテーマに「天空の城ラピュタ」や「HANA-BI」といった久石の楽曲の他に「007のテーマ」、「ピンクパンサーのテーマ」、「スター・ウォーズのテーマ」などの映画音楽を取り上げ、全国9カ所でコンサートを行った。 主なコンサート
ディスコグラフィーCD
DVD
その他の活動2020年10月4日、中山競馬場で行われた、第54回スプリンターズステークス、同年12月26日に行われた、第37回ホープフルステークスでは、いずれも、東京・中山用GⅠ競走ファンファーレを、後者同日の、第143回農林水産省賞典中山大障害では、障害競走用のGⅠファンファーレを演奏した[6]。 脚注出典
外部リンク
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