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三岐鉄道三岐線の「丹生川駅」とは異なります。 |
壬生川駅(にゅうがわえき)は、愛媛県西条市三津屋にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY36。駅案内パネルのコメントは「喜左衛門狸伝説の駅」。
歴史
駅構造
国鉄型配線の2面3線を有する地上駅[1]。1番線に駅舎本屋があり2・3番線が島式ホームとなっている。伊予西条駅や伊予北条駅など、他の予讃線の主要駅にも多く見られる構造である。
1番線を1線スルーにする予定であったが、高松駅方のみ片開き分岐器(制限速度100 km/h)で松山駅方は両開き分岐器(制限速度80 km/h)となっている。これは、停車する列車が増えたためと思われる[注釈 1]。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■予讃線
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上り
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伊予西条・高松・岡山方面
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通常はこのホーム
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下り
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今治・松山方面
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2
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下り
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待避・行違い時
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3
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上り
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伊予西条・高松方面
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待避・行違い時(普通のみ)
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下り
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今治・松山・伊予市方面
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ごく一部の普通
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- 付記事項
- 原則として上り・下り共1番のりばを使用する。特急同士・普通同士・上り特急と下り普通の行違い時は下り列車が2番のりばに入る。ただ、下り特急しおかぜ27号・いしづち27号と上りの特急いしづち106号の行違いでは、いしづち106号が3番のりばに入る。
- 下り特急と上り普通の行違い時は上り普通列車が3番のりばに入る。また、後続の特急を待避する場合、下り普通は2番または3番のりば、上り普通は3番のりばを使用する。
駅施設
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りである[6]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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2006年
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688
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2007年
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699
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2008年
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681
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2009年
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663
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2010年
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663
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2011年
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727
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2012年
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748
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2013年
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754
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2014年
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764
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2015年
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822
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2016年
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811
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2017年
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856
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2018年
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832
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2019年
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801
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駅周辺
駅前を愛媛県道13号線が通り、そこから北東へ進むと国道196号に至る。駅から国道へ至る道には「駅前中央通り」という愛称があり、付近には民家が多く建つ。国道から海沿いへ抜けると東予・丹原浄化センターに至るが、駅からやや離れた所にある。反対側には市役所支所や警察署があるが、こちら側は田畑が多い。南西へ進むと温泉施設を経て東予丹原IC(今治小松自動車道)に至るが、ともに駅からやや離れた所にある。
バス路線
高速バス
路線バス
- 備考
その他
- 難読駅名だが、付近に川が多いことから「入川」と呼ばれていたことに由来する(古代、付近で水銀を産出したことから、「丹生川」から転じて、「壬生川」となったとする説もある)。
- 合併前は東予市の中心駅であった。「東予」が愛媛県東部地方全体を指す用語であることに加え、東予市の前は「壬生川町」(合併)であったため、旧東予市全体を指して「壬生川」と呼ぶことも多い。
隣の駅
当駅に停車する特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP松山」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■予讃線
- ■快速「サンポート」・■普通
- 玉之江駅 (Y35) - 壬生川駅 (Y36) - 伊予三芳駅 (Y37)
脚注
注釈
- ^ 現在は、貨物列車・回送・臨時・試運転を除くすべての列車が停車する。
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
壬生川駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク