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この項目では、かつて存在した名古屋市の警察について説明しています。愛知県警名古屋市警察部については「名古屋市警察部」をご覧ください。

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名古屋市警察（なごやしけいさつ）は、かつて存在した愛知県名古屋市の自治体警察。

概要

旧警察法施行で、従来の愛知県警察部が解体され、1948年（昭和23年）3月7日に名古屋市警察局が愛知県庁と名古屋市役所内に設置される。翌1949年（昭和24年）1月に新庁舎が落成し移転した。そして、同年12月に名古屋市警察本部と改称した。

その後、1954年（昭和29年）に、旧警察法が全面改正される形で新警察法が公布された。これにより国家地方警察と自治体警察が廃止され、新たに都道府県警察として愛知県警察が発足。豊橋市警察など県内の自治体警察は愛知県警察に吸収されたが、名古屋市警察は1年に限って存続が許された。

そして、1年後の1955年（昭和30年）7月に、名古屋市警察も愛知県警察に統合されて姿を消した。

組織

1955年（昭和30年）時点

警務部
- 秘書室、警務課、教養課、警察学校
巡察部
- 巡察課、交通課、機動巡察課
保安部
- 保安課、少年課、少年補導所
刑事部
- 防犯課、保安課、捜査課、鑑識課
公安部
- 警備課

警察署

1955年（昭和30年）時点

歴代警察長

宮崎四郎（警察長）
松本省吾（警視長）

主な事件

旧警察法の自治体警察（1947年 - 1954年）

組織

市町村公安委員会 - 警察長　/　組合警察

各地の
自治体警察

北海道地方	北海道（札幌・旭川・釧路・稚内・留萌・苫小牧・室蘭・小樽・北見・網走・帯広・函館）
東北地方	青森県（青森・弘前・八戸）岩手県（盛岡・宮古・大船渡・一関・釜石）宮城県（仙台・石巻・塩釜・古川・気仙沼）秋田県（秋田・能代・大館）山形県（山形・米沢・鶴岡・酒田・新庄）福島県（福島・若松（福島）・郡山・平）
関東地方	茨城県（水戸・日立・土浦）栃木県（宇都宮・栃木・佐野・足利）群馬県（前橋・高崎・桐生・伊勢崎）埼玉県（浦和・大宮・川越・熊谷・川口）千葉県（千葉・船橋・銚子・市川・成田）東京都（警視庁・八王子・青梅・立川・武蔵野・三鷹）神奈川県（横浜・川崎・横須賀・鎌倉・藤沢・小田原・平塚・相模原）
中部地方	新潟県（新潟・長岡・高田・柏崎・三条・新津）富山県（富山・高岡）石川県（金沢・七尾・小松）福井県（福井・敦賀・小浜・武生）山梨県（甲府・富士吉田）長野県（長野・松本・上田・岡谷・飯田・諏訪）岐阜県（岐阜・大垣・高山・多治見・関・中津川）静岡県（静岡・清水・浜松・沼津・熱海・吉原）愛知県（名古屋・豊橋・岡崎・一宮・瀬戸・半田・春日井・豊川・碧南・挙母・安城・蒲郡・鳴海）
近畿地方	三重県（津・四日市・宇治山田・松阪・桑名・鈴鹿）滋賀県（大津・彦根・長浜）京都府（京都・舞鶴・福知山・綾部・宇治）大阪府（大阪・堺・吹田・枚方・布施・岸和田・豊中）兵庫県（神戸・尼崎・明石・姫路・西宮・加古川・豊岡・龍野）奈良県（奈良・大和高田）和歌山県（和歌山・新宮・田辺・海南）
中国地方	鳥取県（鳥取・米子）島根県（松江・浜田・出雲・益田）岡山県（岡山・倉敷・津山・児島・玉島）広島県（広島・呉・福山・三原・尾道・因島）山口県（山口・岩国・下関・宇部・萩・防府・下松・小野田・徳山・光）
四国地方	徳島県（徳島・鳴門）香川県（高松・丸亀）愛媛県（松山・宇和島・今治・新居浜・八幡浜・西条）高知県（高知）
九州地方	福岡県（福岡・小倉・門司・戸畑・若松（福岡）・八幡・飯塚・直方・田川・久留米・柳川・大牟田）佐賀県（佐賀・唐津）長崎県（長崎・佐世保・諫早・大村・島原）熊本県（熊本・荒尾・八代・人吉）大分県（大分・別府・中津・日田・佐伯・臼杵・津久見）宮崎県（宮崎・都城・延岡）鹿児島県（鹿児島・谷山・鹿屋・枕崎・阿久根・川内）

名古屋市警察

概要

組織

警察署

歴代警察長

主な事件

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