区界駅
区界駅(くざかいえき)は、岩手県宮古市区界[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山田線の駅である。 標高は744メートルで、山田線の最高地点であるのと同時に、東北地方では最高所に位置する鉄道駅でもある。 歴史
駅構造CTC化される前は連査閉塞を採っており、当駅が交換可能駅(相対式ホーム2面2線で、ホーム間は構内踏切で連絡)であったことから運転取り扱い業務を要していたため、直営駅となっていた。駅員は5時45分から20時45分までの特殊日勤で、全盛期には駅員が6名(駅長、助役2名を含む)配置され、上米内駅や川内駅へ助勤要員を派遣していた。最末期は3名(駅長を含む)となっていた。CTC化に伴い、現在は終日無人駅となり、上記構造のように棒状単線駅に改築された。 かつては当駅から宮古寄りが釜石運輸長管轄となっていた。現在は盛岡統括センター管轄となっている。 利用状況2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は1人である[利用客数 1]。2005年度(平成17年度)にそれまで最下位だったあきた白神駅を下回り、2018年(平成30年)に無人化されるまでJR東日本管内の有人駅で最も利用者数が少なかった[利用客数 1]。交換駅としての使命が高かったため、利用者は国鉄時代から少ない。もともと区界集落は山間地域で人口が少なく、自動車の所有が顕著なことも利用者が少ない理由の一つだが、それにもかかわらず当駅は1980年代以降急行が夏季と冬季にそれぞれ臨時停車していたことがあり、その後も2019年(平成31年)3月16日に快速「リアス」が全便通過となるまで「リアス」1往復が当駅に停車していた。 なお、2000年度(平成12年度)- 2017年度(平成29年度)までの推移は下記のとおりであった。
駅周辺隣の駅2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正以降、隣駅となった上米内駅との距離25.7キロメートル(営業キロ)は、只見線・只見駅 - 大白川駅間の20.8キロメートル(同)を抜いてJR東日本管内の在来線で最長の駅間距離となっている。 脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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