伊勢弁
伊勢弁(いせべん)は、三重県の北中部の旧伊勢国で話される日本語の方言で、近畿方言(関西弁)の一種である東近畿式方言に相当する。三重弁と呼称されているものの一つ。 概要
発音伊勢弁のアクセントは京阪式アクセントである。また、母音ははっきり発音されて無声化はほとんど起こらない。他の近畿方言と同様に1拍の単語は殆ど無く、例えば、「蚊」は「かあ」、「毛」は「けえ」、「目」・「芽」は「めえ」と2拍になる。連母音の融合もほとんど起こらないが、「イエ」が動詞中に現れた場合にエーに変化する(例:見えへん→めえへん)。 一方、近年北勢では全国各地から中京工業地帯で働くために移住して来た者や、名古屋方面の内輪東京式アクセント使用地域に通勤する者が多数居る。2001年の調査結果から、桑名市の若年層では東京式アクセントに変化しつつあると指摘されている[4]。 文法
俚言
脚注
参考文献関連項目外部リンク
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