石見弁

石見弁(いわみべん)は島根県中西部の石見地方で話される日本語の方言である。広島弁(安芸弁)や山口弁とともに、中国方言西中国方言に属す。

石見弁による看板。JR津和野駅(島根県津和野町)にて2017年に撮影。
断定の助動詞「だ」「じゃ」「や」の分布。石見では山陰方言要素の「だ」を用いる。

文法

文法は西日本山陽と広く共通する特徴が多く、山陰雲伯方言東山陰方言とは異なるが、断定の助動詞は山陰要素の「だ」を用い、石見西部では「じゃ」を併用する。

アクセント

アクセントは東部が外輪東京式アクセント、西部が中輪東京式アクセントである。

参考文献

飯豊毅一・日野資純・佐藤亮一編『講座方言学 8 中国・四国地方の方言』 国書刊行会、1982年


 

Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

Portal di Ensiklopedia Dunia