ライアン・マーフィー
ライアン・マーフィー(Ryan Murphy, 1965年11月30日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、監督、プロデューサー。『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』、『glee/グリー』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズ、『POSE/ポーズ』などのテレビドラマを手掛けたことで知られる。 来歴インディアナ州インディアナポリス出身のアイルランド系として生まれる。インディアナ大学ブルーミントン校在学中には大学新聞『Indiana Daily Student』の制作スタッフ、合唱団「Singing Hoosiers」のメンバーであった。ジャーナリストとして『ロサンゼルス・タイムズ』『デイリーニューズ』などに寄稿し、1990年代後半には脚本家として活動し始める。当時執筆した『Why Can't I Be Audrey Hepburn?』はスティーヴン・スピルバーグに購入された。 1999年からはテレビドラマの仕事にも取り組むようになり、ティーンエイジャーコメディの『Popular』はThe WBチャンネルで2シーズン放送された。2003年に放送を開始した『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』では企画・製作・脚本・演出を手掛け、2004年にはエミー賞ドラマシリーズ監督賞にノミネートされるとともに、ゴールデン・グローブ賞作品賞にもノミネートされ、翌2005年のゴールデン・グローブ賞では作品賞を受賞した。 2006年、『ハサミを持って突っ走る』で映画監督デビューを果たす。同作では脚本も兼務し、2010年には『食べて、祈って、恋をして』でも脚本と監督を務めた。 2009年から2015年まで放送された『glee/グリー』は2010年のエミー賞で20部門にノミネートされ、うち監督賞を含む4部門を受賞した。2011年から放送中の『アメリカン・ホラー・ストーリー』では主演にジェシカ・ラングを起用し、第1シーズンは2011年に放送されたケーブルテレビの番組として最高の視聴率を獲得している。 2018年7月、Netflixと5年間最高3億ドルの独占契約を結んだ[1][2]。 人物マーフィーはゲイであることを公表しており、LGBTQ+に関連する作品も数多く手掛けている。 J・J・エイブラムスやマックGらとともに米国若手脚本家基金(Young Storytellers Foundation)の監査役員を務めている。 フィルモグラフィテレビ
映画
テレビシリーズの主要なキャスティング
脚注
外部リンク |
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