ユーロビジョン・ソング・コンテスト2005
ユーロビジョン・ソング・コンテスト2005こと第50回ユーロビジョン・ソング・コンテスト(ウクライナ語:Пісенний конкурс Євробачення 2005)は 以下の日程でウクライナの首都キーウのスポーツ宮殿で開催された。
製作NTU ウクライナ国営テレビ。スローガンは「目覚め」(Awakening)。 プレゼンターは、人気テレビ司会者マリーヤ・イェフローシニナとDJパシャで、英語、フランス語とウクライナ語で話をした。当初は、前年の覇者ルスラナが予定されていたが、彼女が英語とフランス語のスキルが低かったため、マスコミから叩かれて引きずりおろされた。代わりにルスラナは、オープニングと幕間に前年優勝曲「ワイルド・ダンス」等を歌うことになった。 参加国ブルガリア、モルドバが初参加、ハンガリーが復帰し、39か国となった(準決勝のみ含む)。 この年、チェコとレバノンの2ヶ国が代表を選出し参加を表明をしながら、途中辞退をしている。
50周年記念書籍50周年を記念する書籍『公式ユーロビジョン・ソング・コンテストの歴史』が出版された。 英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語とフィンランド語の7言語バージョン。 政治的メッセージ・ソングウクライナ選出の「団結した民衆は負けない」は、オレンジ革命におけるプロテスト・ソングで、ウクライナでは非公式国歌と位置づけられている。「政治的な内容のものは扱わない」というEBU欧州放送連合の定めたコンテストの規定に抵触するため、歌詞の一部が変更された。 オレンジ革命で勝利したユシチェンコ大統領は、決勝大会で優勝者にトロフィーを授与している。 しかし、同曲はポーランドが12点、マケドニアが8点、ポルトガルが7点出した他は殆ど評価されず、ウクライナは翌年のシード権を失う20位の敗北となった。 投票方式前年同様、一般視聴者からのテレヴォート(Tevoting、e-メール投票)を受け付け、各国はテレヴォートの集計結果の高い順に12、10、8-1点として採点、会場の代表が口頭で発表。 ただし、今回は以下の4ヶ国が審査員に審査となっている。 投票の公正さを保つため、準決勝の結果は、決勝当日まで明らかにしていない。 各国の放送局は自国の楽曲への投票はできない決まりになっているが、一般視聴者が他国の放送局に国際電話で投票する不正が相次いだため、「国外からの投票は無効」という規定が追加された。 結果準決勝太字は決勝進出国。
決勝
◎=Big4(永久シード権保有国) ○=2006年大会決勝シード権獲得国 決勝・得点表
歌詞各曲の歌詞についてはDiggiloo Thrushを参照のこと 公式サイト出典英語版・フランス語版・ドイツ語[出典無効] |
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