ユピテル (企業)
株式会社ユピテル(英: Yupiteru Corporation)は、日本の東京都港区に本社を置く無線通信機器メーカーである。コーポレート・ステートメントは「be ahead 時代の先端へ」。 1970年に「ユピテル音楽工業株式会社」として設立、1976年に「ユピテル工業株式会社」に社名変更。レコードレーベル「ユピテルレコード」として音楽ソフト事業を展開していたが撤退している(後述)。2007年に「株式会社ユピテル」に社名変更した。 概要ドライブレコーダー、レーダー探知機、エンジンスターター、ポータブルカーナビ、カーセキュリティ(盗難防止装置)などの自動車用電装機器、ゴルフ用スピード測定器などのセンサー機器を開発・製造・販売している。日本国内でのドライブレコーダー、レーダー探知機の主要なサプライヤーの一つ。 過去にはワイドバンドレシーバー(広域帯無線受信機)、トランシーバーなどの無線機器も製造・販売していた。 会社再生法の適用創業当時、折しものカラオケブームに乗り、カラオケセットを中心とした音響機器を手掛けたほか、レコードレーベル「ユピテルレコード」(メジャーレーベル)で音楽ソフト(レコード)事業を手がけていた。1979年4月に社団法人日本レコード協会の会員となる(1984年4月退会)。 主力としていたカラオケ向け商品の販売が振るわなくなり、1984年9月に会社更生法の適用を申請し、事実上経営破綻した[1]。同年をもって音楽ソフト事業から撤退し、電話機やワイドバンドレシーバーなどの通信機製造に参入、輸出を拡大して1985年5月に更生手続を終結した。 1994年3月期には売上高を約248億円まで伸ばしたが、その後は再び業績不振に陥り、1998年12月に和議を申請[1]。2度目の再建中はエンジンスターターなどの機器販売が堅調となり、2004年9月に和議債務を完済した[2]。 キャラクター「霧島レイ」「富士サクラ」「葵茶々」2011年、ナビゲーションキャラクター「霧島レイ」を発表。レーダー探知機、ポータブルカーナビ、置時計・腕時計など「Lei」シリーズのナビゲーションキャラクターとして設定された。担当声優は当初は沢城みゆき[注 1]で、2022年から飯田ヒカルに交代した[4][5]。 同様な女性キャラクターとしては「富士サクラ」(声優:高柳知葉)[6]と、「葵茶々」(声優:汐入あすか)[7]も実装されており、霧島レイと富士サクラは「羽衣6」(はごろもシックス)というユニットとしても設定されている[4][8]。 沿革
ユピテルレコード
アーティスト出典[9]
提供番組
過去の提供番組
CM出演者
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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