TRX850 |
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基本情報 |
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排気量クラス |
大型自動二輪車 |
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車体型式 |
4NX |
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エンジン |
4NX型 849 cm3 4ストローク 水冷DOHC5バルブ並列2気筒 |
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内径×行程 / 圧縮比 |
89.5 mm × 67.5 mm / 10.5:1 |
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最高出力 |
61 kW (83 PS) / 7,500 rpm |
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最大トルク |
84.3 N·m (8.6 kgf·m) / 6,000 rpm |
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乾燥重量 |
188 kg |
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車両重量 |
206 kg |
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詳細情報 |
製造国 | 日本 |
製造期間 | 1995年-1999年 |
タイプ | ロードスポーツ |
設計統括 | |
デザイン | |
フレーム | 鋼管ダイヤモンド |
全長×全幅×全高 | 2,070 mm × 705 mm × 1,155 mm |
ホイールベース | 1,430 mm |
最低地上高 | 140 mm |
シート高 | 795 mm |
燃料供給装置 | キャブレター (BDST38) |
始動方式 | セルフ式 |
潤滑方式 | ドライサンプ |
駆動方式 | チェーンドライブ |
変速機 | 常時噛合式前進5段 |
サスペンション | 前 | ⌀41 正立テレスコピック式 | 後 | スイングアーム式 |
キャスター / トレール | 25° / 99 mm |
ブレーキ | 前 | ⌀298 油圧ダブルディスク | 後 | ⌀245 油圧シングルディスク |
タイヤサイズ | 前 | 120/60 ZR17 | 後 | 160/60 ZR17 |
最高速度 | |
乗車定員 | 2人 |
燃料タンク容量 | 18 L |
燃費 | 33.0 km/L |
カラーバリエーション | |
本体価格 | 850,000円(税別) |
備考 | |
先代 | |
後継 | |
姉妹車 / OEM | ヤマハ・TDM |
同クラスの車 | |
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テンプレートを表示 |
ヤマハ・TRX850(ティーアールエックスはっぴゃくごじゅう)は、ヤマハ発動機が1995年から1999年まで発売していたオートバイ。形式番号は4NX。
概要
ハーフカウルと鋼管トラスフレームが外見上の特徴である。発売当初はその操縦性の良さと豊富なレースキットパーツからMTレース等に多用された。
TRX850の塗装はタンク、フェンダー、テールカウルとフレームとホイールとエンジンの4つの部分の色の組み合わせでデザインされており国内向けのカラーの組み合わせは以下のとおりである。
- 1995年 4NX1 ヒートレッド(外装:赤 フレーム:白 ホイール:白 エンジン:黒)
- 1995年 4NX1 ブルーイッシュホワイトカクテル(外装:白 フレーム:赤 ホイール:黒 エンジン:黒)
- 1998年 4NX2 ヒートレッド(外装:赤 フレーム:白 ホイール:白 エンジン:黒)
- 1998年 4NX2 ブラック2(外装:黒 フレーム:白 ホイール:白 エンジン:黒)
- 1998年 4NX3 パープリッシュブルーメタリック(外装:青 フレーム:銀 ホイール:ガンメタ エンジン:銀)
- 1999年 4NX4 パープリッシュブルーメタリック(外装:青 フレーム:銀 ホイール:ガンメタ エンジン:銀)
- 1999年 4NX4 ビビッドレッドカクテル(外装:赤黒・テールカウルが赤と黒のグラデーション フレーム:黒 ホイール:黒 エンジン:銀)
これ以外にカラーオーダー可能な時期があり、オレンジ、ガンメタ、グレー等の外装色がある。また輸出仕様には濃紺姉妹車のTDM850は後にTDM900にモデルチェンジしているものの、直接の後継車種が発売される予定はない模様。
他の国産メーカーからもビッグボアのVツインエンジン搭載のモデルが発売されると、それらがTRX850より大排気量、高出力のものであったため、TRX850はサーキットからは姿を消していった。
車両解説
水冷並列2気筒DOHC5バルブエンジンを搭載しており、TDM850に搭載されていたものがベースとなっている。バルブ配置は1気筒5バルブ(吸気側3バルブ、排気側2バルブ)。TDMの360度クランクから270度クランクに変更されている(TDMも後のモデルチェンジの際に270度に変更された)。これによりタイヤが路面をつかむトラクション性能が向上した。エンジンのシリンダーはTDMのオープンデッキからクローズドデッキにすることにより放熱性とエンジンの剛性を向上している。これは、エンジンを剛性材として活用するために採用されたものである。また、オイルタンクをエンジン背面に移動することによりマスの集中化を行い、これをTDMの鉄製からアルミ製にすることにより放熱性を向上した。
鋼管パイプによるトラスフレーム構造である。これは公道でのスポーツライディングにおいて乗り手に車体の挙動をわかりやすくする効果を狙った味付けがされている。また、スリムな車体をパラレルツインで実現するためにもトラスフレームを採用する必要性があった。
脚注
出典
外部リンク
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50 cc | | |
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51 - 125 cc | |
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126 - 250 cc | |
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251 - 400 cc | |
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401 - 600 cc | |
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601 - 1000 cc | |
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1001 cc - | |
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電動スクーター | |
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競技車両 | |
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電動競技車両 | |
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カテゴリ |