マンハッタンの通りの一覧 は、マンハッタン島 を東 西 に走る数字 名の通り(日本語で「数字 +丁目 」や「数字 +番通り」と訳されるStreet(ストリート) , St.などと略す街路 )の一覧である。
概要
主要な通りは、その詳細記事(主に英語)へのリンクが貼られている。それ以外の通りについては、この記事へ情報を記載する。
これらの通りは、正確に東 西 方向へ走っている訳ではなく、ハドソン川 とおよそ並行するように作られている。その東西方向は、西側が北 へ約29° ずれている。
これら○○丁目と呼ばれる数字名の通り (英語版 ) に沿って東西方向に走るバス (マンハッタン#バス )・地下鉄 などの交通はクロスタウン・トラフィック (英語版 ) と呼ばれる。一般的に、偶数 番号の通りは東行きの一方通行 となっており、奇数 番号の通りは西行きの一方通行となっている。いくつかの例外の通りは、この逆向きの進行方向となっている。さらに、14丁目 、23丁目 、34丁目 、42丁目 、57丁目 、72丁目 、79丁目 、86丁目 、96丁目 、106丁目 、116丁目 、125丁目 、135丁目 、145丁目 、155丁目 は、他の数字名の通りより広く作られており、東西両方向通行となっている(これらの通りに加えて、セントラルパーク・サウスの59丁目 とセントラルパーク・ノースの110丁目 も東西両方向通行。)。
これらの通りは、8丁目 より下の場合はブロードウェイ を境に、8丁目より上の場合は5番街 を境に東西に分けられる。例えば、10丁目の場合は5番街を境に、東10丁目 (East 10th Street) および西10丁目 (West 10th Street) となる。
数字名の通りはイースト・ヴィレッジ のイースト・ハウストン・ストリート のすぐ北の通りから1丁目が始まり、そこから北へ向かって次の通りごとに丁番号が1ずつ増えて行く。しかし、その西方向のグリニッジ・ヴィレッジ へは数字名の通りはあまり延長していない。これは、その地域の通りは1811年委員会計画 によって策定された区画計画 の時点ですでに存在していたためである。グリニッジ・ヴィレッジ へと延伸している数字名の通りも、グリニッジ・ヴィレッジに入るとハドソン川 に到達する前に方向を変える。14丁目 から上の通りは完全にマンハッタン島を東西に貫いている。(13丁目の時点でほぼ道が曲がらずにマンハッタン島を東西に貫いているが、8番街 と出会うと少し道が北へ曲がる。)
マンハッタン島で最も高い数字の通りは220丁目 (英語版 ) (マーブル・ヒル (英語版 ) を含むマンハッタン区では228丁目)であるが、ブロンクス区 へ入ってもその数字は継続されて263丁目までいく[ 1] 。
詳細
左がハウストン・ストリートとペレツ・スクエア (英語版 ) ;右が1丁目
1丁目から7丁目
東1丁目は イースト・ハウストン・ストリート のすぐ北のアベニューA の地点から始まりバワリー まで続く。ペレツ ・スクエアは小さな三角形の公園で、ハウストン・ストリートと1丁目と1番街 が交差してできた隙間にある[ 2] 。
東2丁目から5丁目と7丁目の東端はアベニューD であるが、東1丁目の東端は上述のようにアベニューAであり、東6丁目の東端はFDRドライブ に接続されている。
1, 2, 5, 6, 7丁目の西端はバワリー/3番街 だが、3丁目(かつてのAmity Place)は6番街 まで、4丁目 はウエスト・ストリート まで、それぞれ西および北へグリニッジ・ヴィレッジまで伸びている。グレート・ジョンズ・ストリート (英語版 ) は東3丁目と西3丁目へ接続されている。
東5丁目は三つに分断されている。一つ目はアベニューDからアベニューC 、二つ目がアベニューB からアベニューA、そして三つ目が1番街からクーパー・スクエア の区間である。
東6丁目の1番街と2番街 の間には多くのインド料理レストラン が位置しており、カレー・ロウ (Curry Row) とよばれている[ 3] 。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
1丁目
アベニューA/ 東ハウストン・ストリート
バワリー
0.6 km/0.4m
2丁目
アベニューD/ 東ハウストン・ストリート
バワリー
1.3 km/0.8m
3丁目
アベニューD
バワリー
1.3 km/0.8m
4丁目
アベニューD
西13丁目
3.1 km/2.0m
5丁目
アベニューD
クーパー・スクエア/3番街
1 km/0.6m
6丁目
FDRドライブ
クーパー・スクエア/3番街
1.5 km/0.9m
7丁目
アベニューD
3番街
1.3 km/0.8m
8丁目および9丁目
8丁目 および9丁目は互いに平行に走っており、アベニューD から始まる。アベニューB の地点のトンプキンス・スクエア によって道が分断され、アベニューA からまた道が始まり、6番街 まで続く。西8丁目は地元の人間にとって重要なショッピングエリアである。アベニューAと3番街 の間の8丁目はセント・マークス・プレイスと呼ばれるが、下の表には名前が変わった部分の長さも含まれている。
M8 バスの路線は、アベニューAと6番街の間のを東は8丁目から西は9丁目まで運行している。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
8丁目
アベニューD
6番街
2 km/1.3m
9丁目
アベニューD
6番街
2 km/1.3m
10丁目から13丁目
10丁目 はフランクリン・D・ルーズベルト・イースト・リバー・ドライブ (FDRドライブ)から始まり、11丁目および12丁目はアベニューC から始まる。6番街 の西では、それらの道は約40°南へ曲がりグリニッジ・ヴィレッジの区画の通りへと接続し、ハドソン川に面したウエスト・ストリート まで続く。西4丁目 は6番街で北へ曲がるので、この通りは10丁目、11丁目、12丁目および13丁目とウエスト・ヴィレッジ (英語版 ) で交差する。
M8 バスはアベニューDとアベニューAの間で10丁目を両方向に運行している。そして、ウエスト・ストリートと6番街の間が東端である。
10丁目のウエスト・ストリートからイースト川までの区間には東行きの自転車レーンがある。2009年、10丁目のアベニューAからイースト川の間の両方向の部分が自転車マークと自動車自転車共用道路標示が設置されたが、それはまだ自転車専用車線とはなっていない。西10丁目はかつてはen:Richard Amos の名前からAmos Street と呼ばれていた[ 4] 。
13丁目 は三つに分断されている。一つ目はアベニューCからの行き止まりで、二つ目は行き止まりからアベニューBの直前まで、そしてグリニッジ・アベニュー を走る、そして三つ目は8番街 から10番街 の間である。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
10丁目
FDRドライブ
ウエスト・ストリート
3.4 km/2.1m
11丁目
アベニューC
ウエスト・ストリート
2.8 km/1.9m
12丁目
アベニューC
ウエスト・ストリート
3.1 km/2.0m
13丁目
アベニューC
行き止まり
0.3 km/0.2m
13丁目
行き止まり (アベニューB)
10番街
3 km/1.9m
14丁目
14丁目 はマンハッタンの数字名の通りのメインストリートの一つである。それはアベニューCから始まりウエスト・ストリート で終わる。その長さは3.4kmである。またその通り沿いには地下鉄の駅が6つある:
アベニューAおよびアベニューCからウエスト・ストリートにはM14AD バスが運行している。
15丁目および16丁目
15丁目はFDRドライブ から始まり、16丁目はFDRドライブとアベニューCの間の真ん中の行き止まりから始まる。それらはともにアベニューC で途切れ、次に1番街 からウエスト・ストリートまで続き、ユニオン・スクエア で再び途切れる。16丁目はスタイフェサント・スクエア (英語版 ) でも一時途切れる。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
15丁目
FDRドライブ
アベニューC
0.3 km/0.2m
15丁目
1番街
ウエスト・ストリート
2.4 km/1.5m
16丁目
行き止まり (アベニューC)
アベニューC
0.2 km/0.1m
16丁目
1番街
ウエスト・ストリート
2.9 km/1.8m
17丁目から19丁目
17丁目、18丁目および19丁目の三つはすべて1番街 から始まり11番街 で終わる。
18丁目 には、一つの地下鉄のローカル駅(18丁目駅 )がある。これはIRTブロードウェイ-7番街線 (1 2 トレイン)のサービスである。かつてパーク・アベニュー ・サウスの交差点にIRTレキシントン・アベニュー線 の18丁目 駅が存在した。
19丁目 の10番街 から11番街 の間の部分では、進行方向が異なる。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
17丁目
1番街
11番街
2.6 km/1.6m
18丁目
1番街
11番街
2.6 km/1.6m
19丁目
1番街
11番街
2.6 km/1.6m
20丁目から22丁目
20丁目はFDRドライブ から始まり、21丁目および22丁目は1番街 から始まる。それらは全て11番街 で終わる。20丁目、21丁目および22丁目の最後のブロック(10番街 から11番街)は通常の進行方向と逆向きになっている。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
20丁目
FDRドライブ
11番街
3.1 km/1.9m
21丁目
1番街
11番街
2.7 km/1.6m
22丁目
1番街
11番街
2.7 km/1.6m
23丁目
23丁目 は、14丁目にならぶ数字名の通りにおけるメインストリートである。FDRドライブ から始まり11番街 で終わる。その長さは3.1 km/1.9mである。この通りは両方向通行である。23丁目には5つの地下鉄のローカル駅がある:
加えて、M23 バスが23丁目沿いに走っている。
24丁目から26丁目
24丁目および25丁目は二つに分断されている。24丁目は1番街 から始まり、25丁目はFDRドライブ から始まる。それらはともにマジソン・スクエア・パーク があるためマジソン・アベニュー で途切れ、25丁目は5番街 から11番街 まで、24丁目は5番街から12番街 まで続く。
26丁目は切れ目がない。26丁目はFDRドライブ に到達して方向を変え、FDRドライブと並行に30丁目まで続く。
これらの通りには地下鉄の駅はない。
24丁目の3番街とレキシントン・アベニュー の間にはイースト・ビレッジ またはシティ・ホール 行きのM101 (Night only), M102 and M103 ルートのバス停が、11番街と12番街の間にはFDRドライブ行きのM23ルートのバス停がある。
27丁目
東27丁目のガーシュウィン・ホテル (Gershwin Hotel)
27丁目は2番街 からウエスト・サイド・ハイウェイ まで走る西向き一方通行の通りである。27丁目は8番街 から9番街 と10番街 の間までは途切れていて、2番街から8番街の区間と9番街-10番街の間から12番街の区間に分断されている。この通りの特徴的な区間は10番街から11番街 の間で、ナイトクラブ やラウンジ が集まっていることからクラブ・ロウ (Club Row) と呼ばれている[ 5] 。
有名なナイトクラブは、Marquee , en:Bungalow 8 , Suzie Wong , Cain , Guesthouse , Pink Elephant , and Home などがある。
近年では、西27丁目のナイトクラブは同じマンハッタン内のクラブ密集地帯ミートパッキング・ディストリクト (英語版 ) (西27丁目から約15ブロック南) や他のダウンタウン のエリアとの競争に押され気味である。
27丁目を西から東へ向かうと、10番街と9番街の間にチェルシー・パーク (英語版 ) があり、8番街の角にはファッション工科大学 (FIT) が立地している。6番街 と5番街 の間でブロードウェイ と交差し、5番街とマジソン街 の間の区間はマジソン・スクエア・パーク の1ブロック北であり、マジソン街とパーク街 の間の南側には旧マディソン・スクエア・ガーデン 跡地に建てられたニューヨーク・ライフ・ビル がある。これは1928年にキャス・ギルバート によって設計された、金箔が塗装されたピラミッド上の屋根を持つオフィスビルである。27丁目の東端は1番街 の東側のベルビュー・ホスピタル・センター である。
通りの長さ
通り
始点
終点
長さ
24丁目
1番街
マジソン・アベニュー
0.9 km/0.6m
24丁目
5番街
12番街
1.9 km/1.2m
25丁目
FDRドライブ
マジソン・アベニュー
1.2 km/0.7m
25丁目
5番街
11番街
1.7 km/1m
26丁目
30丁目/FDRドライブ
12番街
3.5 km/2.2m
27丁目
2番街
8番街
1.7 km/1m
27丁目
9番街
12番街
0.8 km/0.5m
28丁目
3つの地下鉄のローカル駅:
補足:
31丁目および32丁目
32丁目のコリア・タウン
31丁目はウエスト・ストリートのウェストサイド車両基地 の地点から始まる。32丁目はペン・ステーション およびマジソン・スクエア・ガーデン の入り口から始まり、5番街 とブロードウェイ の間のコリア・タウン (英語版 ) を貫く"コリア・ウェイ"を含む。これらの通りの東端は、ともに2番街 の30丁目から33丁目を占めているキップ・ベイ・タワーズ (英語版 ) およびNYUメディカルセンター (英語版 ) 地点である。
33丁目
地下鉄およびPATH の駅は「34丁目 (マンハッタン) 」を参照
34丁目
42丁目
47丁目
50丁目
51丁目
52丁目
53丁目
54丁目
55丁目
57丁目
58丁目
東58丁目はデザイナーズ・ウェイ として知られる。
59丁目
セントラルパーク・サウスとしても知られる。
66丁目
72丁目
79丁目
85丁目
86丁目
90丁目
96丁目
110丁目
セントラルパーク・ノースとしても知られる。
112丁目
116丁目
120丁目
122丁目
125丁目
130丁目
132丁目
133丁目
135丁目
数字名の通りのメインストリートのメインストリートの一つ。
2つの地下鉄のローカル駅:
137丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
139丁目
145丁目
148丁目
1つの地下鉄のターミナル駅:
155丁目
157丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
163丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
168丁目
2つの路線が乗り入れる1つの地下鉄の駅:
175丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
181丁目
187丁目
190丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
191丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
207丁目
2つの地下鉄のローカル駅:
215丁目
1つの地下鉄のローカル駅:
225丁目
1つの地下鉄のローカル駅
関連項目
脚注
^ New York City Map
^ Peretz Square , New York City Department of Parks and Recreation . Accessed July 12, 2007. "A sliver of Manhattan bounded by Houston Street, First Street and First Avenue, Peretz Square marks the spot where the tangled jumble of lower Manhattan meets the regularity of the Commissioners' Plan street grid."
^ http://www.barrypopik.com/index.php/new_york_city/entry/little_india/
^ http://www.nysonglines.com/10st.htm
^ Ryzik, Melena. "Dance Hall Daze" , The New York Times , November 5, 2006. Accessed October 7, 2007. "On my first night out, after a cruise through club row, the area around West 27th Street that is home to cavernous venues like Crobar and dens of exclusivity like Bungalow 8, I hit the Lower East Side."