フランクリン・モラレス
フランクリン・ミゲル・モラレス(Franklin Miguel Morales, 1986年1月24日 - )は、ベネズエラ共和国グアリコ州サン・フアン・デ・ロス・モロス出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。 経歴プロ入りとロッキーズ時代2006年には傘下のA+級モデスト・ナッツで10勝9敗、防御率3.61、奪三振率10.46を記録し、オフには「ベースボール・アメリカ」誌恒例の有望株ランキングにおいてトロイ・トゥロウィツキーに次ぐ球団内2位、全体では30位の評価を受けた[1]。 2007年8月18日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。9月にはロッキーズの先発投手では新記録となる21.1イニングを連続無失点に抑えた。ボストン・レッドソックスとのワールドシリーズでは2試合に救援登板して7失点と打ち込まれたが、オフには「ベースボール・アメリカ」誌のランキングで全体8位に順位を上げた[2]。しかし、その後は制球難に苦しみ、2009年のシーズン途中からリリーフに転向。一時はクローザーも任されたが、安定した成績を残すことはできなかった[3]。 レッドソックス時代2011年5月19日に後日指名選手とのトレードで、レッドソックスに移籍した[3]。 ロッキーズ復帰2013年12月18日にジョナサン・ヘレーラとのトレードで、クリス・マーティンと共にロッキーズへ移籍[4]。 2014年1月15日にロッキーズと1年契約を結んだ[5]。 オフにFAとなった。 また、11月7日に日米野球2014のMLB選抜に選出された[6][7]。この時は、FAだったがロッキーズのユニフォームで出場している。 ロイヤルズ時代2015年2月19日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[8]。4月5日に1年185万ドルでメジャー契約を結んで25人枠に登録され、開幕をメジャーで迎えることとなった[9]。7月27日、ジョニー・クエトの加入に伴って背番号を45に変更した[10]。前年は先発投手としてマウンドに登る機会が多かったが、この年はリリーフ専門で投げ、67試合に登板・ちょうど通算300試合登板となった。防御率は2014年比で約2.00も下がり、3.18だった。また被本塁打の割合も減ったほか、4勝2敗を記録して自己ベストの勝率.667をマークした。オフの11月2日にFAとなった[11]。 ロイヤルズ退団後2016年3月5日、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として合流した[12]が、28日に放出された[13] 。4月2日にトロント・ブルージェイズと1年契約を結び[14]、開幕25人枠入りした。8月1日にDFAとなり、9日に自由契約となった[15]。 2017年2月8日に指名投手枠で第4回WBCのベネズエラ代表に選出された[16]。6月22日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約したが、故障で8試合の登板に終わり、オフに自由契約となった。 投球スタイル常時90マイル台半ばを計測する速球とカーブを武器に、特に左打者に対して強さを発揮する。キャリア通算で投球回数の半分以上の四球を出す制球力が課題だったが、2011年のレッドソックス移籍後には改善が見られた[3]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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