フォリアーノ・レディプーリア
フォリアーノ・レディプーリア(伊: Fogliano Redipuglia)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ゴリツィア県にある、人口約3,000人の基礎自治体(コムーネ)。 名称標準イタリア語以外の言語では以下の名を持つ。 地理位置・広がりゴリツィア県のほぼ中央部に所在する、ビシアカリア地方 (it:Bisiacaria) に含まれるコムーネで、イゾンツォ川の左岸(南岸)に位置している。中心集落フォリアーノは、モンファルコーネの北西約5km、県都ゴリツィアの南西約13kmにある。 隣接コムーネ隣接するコムーネは以下の通り。
気候分類・地震分類フォリアーノ・レディプーリアにおけるイタリアの気候分類 (it) および度日は、zona E, 2277 GGである[5]。 また、イタリアの地震リスク階級 (it) では、zona 3 (sismicità bassa) に分類される[6]。 主要な集落コムーネには、北部にフォリアーノ(Fogliano)、中部にポラッツォ(Polazzo)、南部にレディプーリア(Redipuglia)の3つの集落があり、国道 SS305 がこれらの集落を縦貫している。コムーネの役場はフォリアーノにある。フォリアーノは、サグラードの本村から連続している。レディプーリアには、高速道路A4のインターチェンジや、鉄道の駅がある。 社会人口人口推移居住地区別人口国立統計研究所(ISTAT)は居住地区(Località abitata)別の人口として以下を掲げている[3]。統計は2001年時点。
ISTATは人口統計上、家屋密度の高い centro abitato (居住の中心地区)、密度の低い nucleo abitato (居住の核となる地区)、まとまった居住地区を形成していない case sparse (散在家屋)の区分を用いている。上の表で地名がすべて大文字で示されているものが centro abitato である。「*」印が付されているのは、コムーネの役場・役所 la casa comunale の置かれている地区である。 文化・観光・施設レディプーリアには、第一次世界大戦の戦死者を弔う大きな軍事墓地 (it:Sacrario Militare di Redipuglia) がある。斜面に階段状に配された空間設計と構造物は、建築家ジョバンニ・グレッピ (it:Giovanni Greppi) と彫刻家ジャンニーノ・カスティリオーニ (it:Giannino Castiglioni) によるものである。1938年に造営されたこの施設は、ファシスト期の建築を代表するもののひとつである。 この墓地には、戦争で犠牲になった約10万人の将兵の遺骨が埋葬され、死者たちの記憶をとどめる場となっている。イタリア軍の司令官の一人で、1931年に没したアオスタ公エマヌエーレ・フィリベルトの墓もここにある。 2014年9月13日には、ローマ法王フランシスコが当地の軍事墓地を訪問し、平和を願うミサを行って戦争犠牲者を追悼した[7]。 交通鉄道
道路
脚注
外部リンク
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