フィステーラ
フィステーラ(Fisterra)は、スペイン北西部ガリシア州ア・コルーニャ県の自治体である、コマルカ・デ・フィステーラに属する。ガリシア統計局によると、2011年の人口は4,983人(2010年:4,995人、2009年:5,005人、2007年:4,971人、2006年:5,009人、2005年:5,042人、2004年:5,093人、2003年:5,141人)[1]。住民呼称はfisterrán/-rrá。カスティーリャ語表記はFinisterre(フィニステレ)。自治体内に、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の最終地点であるフィステーラ岬(フィニステレ岬)がある。 スペイン語表記はFinisterre(フィニステーレ)であり、ガリシア語の表記がFisterra(フィステーラ)。 ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は71.21%(2011年)。 概要フィステーラは、岩がちで難破が多発するコスタ・ダ・モルテ(Costa da Morte、死の海岸)に面している。フィステーラという地名は『地の果て』を意味する。この名前は、他から隔絶した半島上に定住地があったことと、スペインの西端にあたることから発生している。古い港のある漁村である。 先史時代のケルト人が聖地とした場所であり、キリスト教以前の信仰の遺跡が残る。 地理フィステーラはア・コルーニャ県の最西端に位置し、コマルカ・デ・フィステーラに属する。隣接する自治体は、北のセーのみで、東西南の三方は大西洋に面する、半島となっている[3]。 フィステーラはコルクビョン司法管轄区に属す[4]。 人口
政治自治体首長は、ガリシア国民党(PPdeG)のホセ・マヌエル・トラーバ・フェルナンデス(José Manuel Traba Fernández)[7]、自治体評議員はガリシア国民党:7、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):3、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[8]。
教区フィステーラは4の教区に分けられる。
ギャラリー
参考文献・脚注
外部リンク |