ガリシア州内の位置
ノイア (ガリシア語 : Noia )は、スペイン 、ガリシア州 、ア・コルーニャ県 の港町。コマルカ・デ・ノイア の中心自治体。ガリシア統計局 によると、2010年の人口は14,947人(2009年:14,970人、2007年:14,808人、2006年:14,702人、2005年:14,637人)[ 1] 。住民呼称はnoiés/noiesa。カスティーリャ語 表記はNoya 。
ガリシア語 話者の自治体人口に占める割合は60.58%(2011年)。
地理
人口
歴史
この地域の最初の定住者は、タンブレ川とトラバ川の河口付近に、およそ5000年前であったと考えられる。この時代の巨石遺跡としてアルガーロ教区にドルメン が残されている。カストロ文化時代のものとしては、バルキーニャのカストロ遺跡が残されている。ローマ時代には前述の2つの川に橋がかけられ、この橋は中世には修復されたものの、現在は残ってない。
中世 には、港はサンティアゴ教区に属するこの町の経済的発展に寄与した。14世紀 には、市壁、タパルの城塞、病院、多くの教会が整備されるなど、ほぼ現在の町の外観が作られた。
世俗領主と大司教 との間でしばしば対立が起き、イルマンディーニョの戦い では、農民たちによってタパル城塞が破壊された。最終的に世俗領主側が勝利をおさめると、反乱者たちに塔と城の再建を命じた。
16世紀 には経済、文化が復興し、多くの建築物がたてられ、また多くの家畜の見本市が催された。1585年 、スペイン国王フェリペ2世 は戦費調達のために町を、ジェノバ商人に売り渡し、このことによってノイアは衰退し始め、この状況は17世紀 まで続いた。
政治
自治体首長はガリシア社会主義者党 (PSdeG)のラファエル・ガルシーア・ゲレーロ(Rafael García Guerrero)[ 7] 、自治体評議員はガリシア国民党 (PPdeG):7、ガリシア社会主義者党:6、ガリシア民族主義ブロック (BNG):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[ 8] 。
1999年6月13日自治体選挙 [ 9]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
3,934
46.81%
8
PSdeG-PSOE
2,925
34.80%
6
BNG
1,383
16.45%
4
首長当選者:ラファエル・ガルシーア・ゲレーロ(PSdeG)
2003年5月25日自治体選挙 [ 9]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
4,419
47.62%
9
PSdeG-PSOE
3,564
38.41%
7
BNG
851
9.17%
1
PINO [ 10]
284
3.06%
0
首長当選者:アントーニオ・ペレス・インスーア(PPdeG)
2007年5月27日自治体選挙 [ 9]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
4,138
43.93%
8
PSdeG-PSOE
3,035
32.22%
6
BNG
1,780
18.90%
3
CIDEGA [ 11]
157
1.67%
0
TEGA [ 12]
156
1.66%
0
首長当選者:ラファエル・ガルシーア・ゲレーロ(PSdeG)
2011年5月22日自治体選挙 [ 8]
政党
得票数
得票率
獲得議席
PPdeG
3,667
41.83%
7
PSdeG-PSOE
2,860
32.63%
6
BNG
991
11.31%
2
NO.I.A. [ 13]
986
11.25%
2
PGA [ 14]
51
0.58%
0
首長当選者:ラファエル・ガルシーア・ゲレーロ(PSdeG)
教区
ノイアは6の教区に分けられる。
アルガーロ(サンタ・マリーア)
バーロ(サンタ・クリスティーナ)
ボア(サン・ペドロ)
ノイア
オ・オブレ(サンタ・マリーニャ)
ロー(サンタ・マリーア)
脚注
外部リンク