オルデス
オルデス(Ordes)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体、コマルカ・デ・オルデスに属する。ガリシア統計局によると、2009年の人口は12,757人(2008年:12,534人、2006年:12,294人、2005年:12,287人、2004年:12,287人、2003年:12,266人)。住民呼称は、男女同形のordense。カスティーリャ語表記はÓrdenes(オルデネス)。 ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は97.53%(2001年)。 地理オルデスはア・コルーニャ県のほぼ中央に位置し、コマルカ・デ・オルデスに属する。北から西にかけてはセルセーダ、北はカラル、アベゴンド、南はオローソ、東はメシーア、フラーデス、西はトルドイアの各自治体と隣接する[2]。 オルデスはサンティアゴ・デ・コンポステーラとア・コルーニャの中間の平原地帯に位置している。標高は南部の山地が海抜およそ461m、北部がおよそ450mほどで、これらの間を小川が走り、そのほとんどがタンブレ川に流れ込んでいる。これらのうち最も重要なのは、レングエジェ川で、西に流れ、トルドイアとの境界となっている。 アルデミル教区の小川はバルセス川に流れ込んでいる。 面積は157km²で、住民のおよそ三分の一が、中心地区のオルデス教区に居住している。道路は、N-550号線とAP-9号線が、鉄道は、サンティアゴ・デ・コンポステーラとア・コルーニャをつなぐ路線が自治体内を通っている。 気候については、降水量は多く、年間1,500mmを下ることは、ほとんどない。気温は年平均13°Cである。市街地を外れると、多くの土地は湿地とユーカリ林におおわれている。 人口
経済1960年代には、オルデスから多くの人が、国内の都市や他のヨーロッパ諸国へ移民として出て行った。この人口流出は70年代にはおさまってきた。現在、住民のおよそ4分の一が第一次産業、特に、乳産のための牧畜業に従事している。また、他には繊維産業や建築業などに従事している。自治体の中心地区には小売業などの第三次産業が集中している。 政治2007年の自治体選挙の結果、自治体首長はUXO(Unión por Ordes)のマヌエル・レゴス・ボケーテ(Manuel Regos Boquete)で、自治体評議員はUXO(Unión por Ordes):4、ガリシア国民党(PPdeG):4、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):3、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、NA(Nova Alternativa):2、TEGA(Terra Galega):1となっている。 教区オルデスは13教区に分けられている。
参考文献・脚注
外部リンク
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