ファビアン・カリーニ
ファビアン・カリーニ(Héctor Fabián Carini Hernández, 1979年12月26日 - )は、ウルグアイのモンテビデオ出身の元同国代表サッカー選手である。現役時代のポジションはゴールキーパー。 来歴クラブ8歳の頃から在籍するダヌービオFCでプロデビューした。2000年、SSラツィオに移籍しかけたが、ユヴェントスFCに移籍した。ユヴェントスではエトヴィン・ファン・デル・サールやジャンルイジ・ブッフォンの控えを務めた。2002年、アーセナルFCにレンタル移籍目前だったが、ベルギーのスタンダール・リエージュにレンタル移籍した。リエージュでの2年間は、カリーニがレギュラーとして過ごした数少ない期間である。試合中にPKを決めたこともある。2004年、ファビオ・カンナヴァーロとのトレードでインテル・ミラノに移籍する。しかしフランチェスコ・トルドの壁は厚く、数試合にしか出場できなかった。トルドの退場で訪れたセリエAデビュー戦では、PKを止める活躍を見せている。レンタル移籍したカリアリでも、アントニオ・キメンティにポジションを阻まれる。 2007-08年、5季を過ごしたイタリアに別れを告げ、スペインのレアル・ムルシアに移籍する。ムルシアにはパブロ・ガルシアやマリオ・レゲイロなどウルグアイ人選手が多数いた。11試合に出場したが、チームは2部に降格した。2008-09シーズンは出場機会が減少している。2009年にはブラジルのアトレチコ・ミネイロに移籍。2011年には母国のCAペニャロールに加入した。 代表1997年のワールドユースマレーシア大会では準優勝を飾った。同年の南米ユース選手権でも準優勝した。1999年のワールドユースナイジェリア大会では準決勝で日本と対戦して敗れた。カリーニはこの大会のベスト11に選出されている。同年6月17日のパラグアイ戦でウルグアイ代表デビューした。この試合では、PKを2本も止めている。同年7月のコパ・アメリカではグループリーグでは3位だったが、準々決勝・準決勝とPK戦で勝利を収めた。決勝でブラジルに敗退し、準優勝だった。2002年の日韓W杯では1次リーグで敗退した。2003年途中からは正GKの座をセバスティアン・ビエラなどに譲ったが、2005年途中から正GKに復帰した。2006年のドイツW杯では大陸間プレーオフでオーストラリアに敗れた。2007年のコパ・アメリカではグループリーグは3位だったが、準々決勝でベネズエラを破って4位に入った。2008年夏、フアン・カスティージョにポジションを奪われ、翌年代表から退いた。 代表歴出場大会試合数
出典
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