ニューヨーク市地下鉄J・Z系統
ニューヨーク市地下鉄J系統(ニューヨークしちかてつJけいとう)及びニューヨーク市地下鉄Z系統(ニューヨークしちかてつZけいとう)は、ニューヨーク市地下鉄Bディビジョンの運転系統。カラーは『テラコッタ・ブラウン』と称される茶色で、クイーンズ区ではBMTアーチャー・アベニュー線、ブルックリン区ではBMTジャマイカ線、マンハッタン区ではBMTナッソー・ストリート線を経由する。 通常はJ系統のみの運転。Z系統はラッシュ時混雑方向のみの運転である。 概要J系統はNassau St Local(ナッソー・ストリート線各駅停車)、Z系統はNassau St Express(ナッソー・ストリート線急行)と称される。 2017年10月現在、運行区間はいずれもジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅と、マンハッタンのブロード・ストリート駅の間であり、ジャマイカの1つ手前のサットフィン・ブールバード-アーチャー・アベニュー-JFKエアポート駅からエアトレインJFKに接続することで空港アクセスの一翼を担っている。全線の所要時間は約55分。 通常時間はJ系統の各駅停車のみが運行されるが、平日のジャマイカ発7:11 - 8:14とブロード・ストリート発16:55 - 17:45は、マートル・アベニュー駅以東で千鳥急行となるZ系統が運転されるとともに、J系統についてもZ系統停車駅の一部を通過する運転が行われる(いわゆる千鳥停車)。このほか、平日日中は混雑方向の列車がマーシー・アベニュー駅からマートル・アベニュー駅間の各駅を通過する。 2015年6月までは、土休日はブロード・ストリート駅まで乗り入れておらずチェンバーズ・ストリート駅までの運転であったが、以降は終日ブロード・ストリート駅まで運転するようになった。 平日・土曜の昼間は10分間隔、日曜昼間は12分間隔で運行。最ラッシュ時はJ・Z系統が交互に5分間隔で運行[1]。 運行区間の変遷運行区間は時期および時間帯により大きく異なっている。詳細情報は下記にて示す。太字は当時の路線記号である。
経路・運行パターン
駅一覧左の時間帯欄において、ラッシュ時混雑方向にJ系統が停車する駅は緑色、同時間帯にZ系統が停車する駅は青色で示している。
脚注
外部リンク |