ニューヨーク市地下鉄K系統
ニューヨーク市地下鉄K系統(ニューヨークしちかてつKけいとう、英語: K Eighth Avenue Local)はかつてニューヨーク市地下鉄Bディビジョンで使用されていた運転系統。カラーは青(ビビット・ブルー)で、1988年までマンハッタン区のIND8番街線で運行されていた。1985年5月6日まではニューヨーク市地下鉄AA系統という名前であった。 歴史AA系統での運行1932年9月10日、A系統とAA系統はIND8番街線の開通に伴って、運行が開始された。インディペンデント・サブウェイ・システム(IND)は急行運転する系統には大文字一つを使い、緩行運転する系統には大文字二つを使って区別した。AA系統は168丁目駅からハドソン・ターミナル駅(後のワールド・トレード・センター駅)まで緩行線で運用されることになった。1933年2月1日、A系統がチェンバーズ・ストリート駅からINDフルトン・ストリート線のジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅まで延長されるのに伴い、この系統もチェンバーズ・ストリート駅まで延長されたが、Aが運行されなかった時間帯だけの適用であった。[1][2] 1933年7月1日、AA系統はINDコンコース線が開通された時に運用停止となり、新しくCC系統がIND8番街で緩行線で運行されることになった。 1940年12月15日、IND6番街線の開通に伴い、約7年間運用が停止されていたAA系統は、ラッシュアワー時以外の運行に戻された。ラッシュアワー時の運行はBB系統が6番街線経由で行うことになった[3]。 このパターンは、深夜時間帯の運行がA系統に置き換えられた1977年8月28日まで変更されなかった。[1][2][4] K系統での運行1985年5月6日、(系統名の)二重文字の削除の一環として、AAがKに変わった。 この系統は昼間、夜間、週末の3つの時間帯に168丁目駅からワールド・トレード・センター駅まで運行し、深夜時間帯にはA系統がK系統の停車駅に停車した。 ラッシュアワー時では、CCだったC系統が,ベッドフォード・パーク・ブールバード駅とロッカウェイ・パーク-ビーチ116丁目駅を往復して、K系統が8番線の各駅停車になった[5]。 この変更は1987年5月24日まで公式にはスケジュールに反映されなかった[2]。 1988年12月11日、広範囲にわたるサービス変更の一環として、K系統はBおよびC系統に代替され、廃止された[6]。 停車駅一覧この系統が使われていた路線
停車駅
脚注
|