マーシー・アベニュー駅
マーシー・アベニュー駅(Marcy Avenue)はブルックリン区ウィリアムズバーグのマーシー・アベニューとブロードウェイ交差点に位置するニューヨーク市地下鉄BMTジャマイカ線の駅である。J系統が終日、M系統が深夜帯以外、Z系統がラッシュ時混雑方向に停車する。 歴史![]() 駅は1888年6月25日にニューヨーク市初の高架路線であるブルックリン高架線の一部としてブロードウェイ・フェリーターミナルからカナーシーへ向かう路線の途中に開業した。その後1908年にウィリアムズバーグ橋を通ってマンハッタン区への乗り入れを開始した[3]。1913年にBMTナッソー・ストリート線がチェンバーズ・ストリート駅まで開通した。この路線は翌1914年にマートル・アベニュー線方面に接続した。その後、デュアル・コントラクト期に線路の容量が増強され、中央に線路を敷設した。 2015-2019年投資計画の一環で階段、改札および東行ホーム西端の拡張を行う予定である[5]。工事は2023年末または2024年初頭に完了を見込んでいる[6][7]。 駅構造
相対式ホーム2面3線の高架駅である。1962年以降中央線は引上線となり、定期列車の使用はない。この線路は駅西側の車止めで終わっている。ホームには緑の支柱に赤い屋根があり、外壁もあるがこれらはホーム両端になくそこには黒いフェンスがあるのみである。 2005年にEllsworth AusbyによってA Space Odysseyと呼ばれるアートワークが設置された。ホーム外壁のステンドグラスで構成される。 駅の西で線路はウィリアムズバーグ橋を経由してマンハッタン区へ向かう。東側に転轍機があり平日日中のJ系統とZ系統は駅の東で急行線へ転線する。 出口高架橋の高さが低いため改札はホーム階に位置し各ホームに2か所ずつ、合計4か所改札があり東西ホームで独立している。このため改札内でホーム間の行き来はできない(ジャマイカ線内唯一)。各ホーム中央の改札からはマーシー・アベニューとブロードウェイ交差点に通じる階段が2つずつ、エレベーターが1つずつ接続している(東行ホームは南側、西行ホームは北側)。西行ホームからの階段は同交差点の北西と北東に1つずつ通じ、エレベーターは北西に通じる。東行ホームからの階段は同交差点の南西と南東に1つずつ通じ、エレベーターは南西に通じる[8][9]。 各ホーム西端の改札からの階段はブロードウェイのヘーブメイヤー・ストリート付近に通じる[8]。 大衆文化の中で
脚注注釈出典
外部リンク
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