ドラゴンボールZ 真武道会2
『ドラゴンボールZ 真武道会2』(ドラゴンボール しんぶどうかいツー)は、バンダイナムコゲームスより2007年6月7日に発売されたPlayStation Portable(PSP)用ゲームソフト。鳥山明原作の漫画・アニメ『ドラゴンボールZ』を題材にした対戦格闘ゲーム。 概要『ドラゴンボールZ 真武道会』の続編。ストーリーモードは未来へ戻り、人造人間とセルを倒した後のトランクスを主人公とし、アドベンチャーパートを搭載した新しい物語となっている。ゲーム本編については前作の要素は継承されつつ、新しいオーラバーストの追加やダーブラ、バーダックなどの新しいキャラクターや新技、演出面のさらなる強化やキャラクターの育成要素などが追加された。 トランクス・アナザーロード本作でのストーリーモードでトランクスが主人公。セルを倒し平和を取り戻した未来の地球に現れた魔導師バビディ一味に対し、多人数が乗り込めるタイムマシンで連れてきた悟空たちと共に立ち向かうストーリー。3人のチームを作り、2人の仲間と協力して敵と戦う。 前作とは異なり、一度好成績を収めたステージでも再挑戦した際に成績が前回を下回ると評価が落ちた状態で記録されてしまう。 ストーリー
これは、もう一つの未来の物語である。 孫悟空の死から数年後、突如として現れた2人の人造人間によって地球は地獄のような有様になっていた。ベジータ、天津飯、クリリン、ヤムチャなど主だった戦士達は人造人間達に殺され、今や地球の人口はかつての1/10以下になっていた。人造人間は生き残った人間たちを徐々に追い詰めてゲームのように破壊と殺戮を楽しんでいた。 ベジータと地球人ブルマの間に生まれたサイヤ人の血を引く少年、トランクスはこうした状況の中、生き残った孫悟飯と共に修行を続け戦士としての力を伸ばし、人造人間たちと過酷な戦いを続けていた。 天才的な科学者でもあったブルマは密かにタイムマシンを完成させる。トランクスは悟空の死の運命を変えるために心臓病の特効薬を持ち過去へと旅立った。2度目の過去への旅でトランクスは「精神と時の部屋」で修行し、人造人間たちを倒せる力を身につける。トランクスは人造人間17号、18号、そして最強の人造人間セルをも倒し、ついに地球にも平和が訪れたかに思われた。 しかし、それから数年後、さらなる危機が訪れる。魔道師バビディが魔界の王ダーブラを引き連れて、魔人ブウを復活させるべく地球へとやってきたのだ。残された超戦士トランクスはこの危機に敢然と立ち向かっていくが、バビディはトランクスの記憶を読み、死んだ孫悟空やセルの分身(ストーリー上では戦闘人形と呼ばれる)を作り出し、邪悪な魔法で自らの手下にしてしまったのだ…。 フィールドプレイ本作のアナザーロードモードでは、「フィールドプレイ」と呼ばれる要素が追加された。これは地球が3Dのフィールドで表現され、そのマップ上に敵が出現し、これと接触することで戦闘に入るというモード。フィールド上には都市があり、敵は都市を破壊しようとするため、都市の破壊を阻止する必要もある。プレイヤーキャラクターが都市に滞在すると、都市の耐久力が回復すると同時に、プレイヤーのLIFEも回復していく。 キャラクター『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』に登場した、異なる未来の孫悟飯がゲーム初登場。外見上は髪型や雰囲気が通常の青年悟飯とは違う。人造人間と過酷な戦いを続けていたため、通常の青年悟飯よりも勇ましい風貌になっている。悟空が心臓病で死んだため、ピッコロに修行をつけてもらったという設定で魔貫光殺砲を使うことができる。本来なら未来の悟飯は超サイヤ人までしか変身できないが、本作ではストーリーが進むにつれ超サイヤ人2、老界王神の潜在能力開放までの変身を体得している。 このほか悟空の父バーダック、暗黒魔界の王ダーブラ、魔導師バビディによって呼び出された初期の魔人ブウ(善)、ゴテンクスや悟飯を吸収した魔人ブウ(悪)、超サイヤ人4の悟空、メタルクウラ、人造人間との戦いを終えた後のトランクス(未来)が追加された。合計で変身形態を含めて24人、53種類のキャラクターが登場。
その他の登場キャラクター
登場ステージ
オーラバースト前作にもあったオーラバーストシステムがさらに進化。溜めた気を「オーラバーストボタン」(デフォルトではRボタン)で解放すると、パワーアップし、以下の行動が可能になる。今作では新たに「オーラバーストガード」「オーラバーストチャージ」、「追撃フィニッシュ」が追加されている。
カード強化システム本作では新たにカードによりキャラクターを強化できるようになっている。ストーリーモードで入手したカードをキャラクターのスロットに装着することで攻撃力や防御力などの能力値を強化できる。 脚注
外部リンク
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