ジョルジョ・スカルヴィーニ
ジョルジョ・スカルヴィーニ(Giorgio Scalvini, 2003年12月11日 - )は、イタリア・キアーリ出身のサッカー選手。アタランタBC所属。イタリア代表。ポジションはディフェンダー。 クラブ経歴ブレシア県のキアーリで生まれ、10歳の時にブレシアの下部組織に入団、2年後にはアタランタの下部組織に加わった[1]。 2020-21シーズンはプリマヴェーラを主戦場としつつも、トップチームのセリエAやUEFAチャンピオンズリーグの数試合でベンチ入りを経験[2]。 翌2021-22シーズンはトップチームの一員ともなり、17歳で迎えた2021年10月24日、ホームのゲヴィス・スタジアムで行われたセリエA第9節のウディネーゼ戦で、1-0と勝ち越しているなか、86分からルスラン・マリノフスキーに代わって出場[3]。試合はその後追いつかれ、1-1の引き分けとなったが、これがトップチームでの公式戦デビューとなった[4]。 その後、2022年1月12日のコッパ・イタリアベスト16のホームでのヴェネツィア戦で初の先発を飾り、また4月7日にはUEFAヨーロッパリーグ準々決勝1stレグのアウェイでのライプツィヒ戦で62分から交代出場して、欧州の舞台にデビューした[5][6]。同月18日のホームでの第33節ヴェローナ戦では、0-2と負け越しているなか、82分に右サイドからのダヴィデ・ザッパコスタのクロスに頭で合わせ、トップチームでの初得点を決めた[7]。 2022-23シーズンは10代でありながらリーグ戦32試合に出場するなどアタランタのレギュラーとして活躍し[8]、2023年のゴールデンボーイ賞候補にイタリア人として唯一ノミネートした[9]。 2024年6月2日、セリエA最終節のフィオレンティーナ戦では得点を挙げたものの試合終了間際に負傷。左膝の前十字靭帯断裂の大怪我と診断され、直後に控えていたUEFA EURO 2024を含む年内の復帰は困難となった[10]。 代表経歴ユース代表2021年11月5日、17歳でU-21イタリア代表の初招集を受けた[11]。12日のUEFA U-21欧州選手権2023予選のアウェイでのU-21アイルランド代表戦はベンチ入りしなかったものの[12]、16日にスタディオ・ベニート・スティルペで行われたU-21ルーマニア代表との親善試合で先発フル出場。2点を先行されたものの、その後にイタリアが4点を奪い、デビュー戦を勝利で飾った[13]。 A代表2022年1月24日、3月のカタールW杯プレーオフを見据えて1月26日から3日間行われる、ロベルト・マンチーニ率いるイタリアA代表のトレーニングに参加する35名が発表され、自身も含め7名がアッズーリ初招集となった[注釈 1][14]。しかし、開始直前の26日にアレッサンドロ・バストーニと共に不参加となることが発表された[15]。そこからおよそ5か月後の6月14日、アウェイのボルシア・パルクで行われたUEFAネーションズリーグ2022-23のドイツ代表との試合で0-2で負け越しているなか、後半開始と共にジャコモ・ラスパドーリに代わってピッチに入り、18歳でイタリアA代表でデビューした[16]。 2024年5月、スカルヴィーニはUEFA EURO 2024に挑む30人の候補メンバーにリストアップされていたものの、前述の前十字靭帯断裂によって出場は叶わなかった[10]。 個人成績クラブでの成績
代表での成績
タイトル
脚注注釈出典
外部リンク
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