ルスラン・ヴォロディミローヴィチ・マリノフスキー(ウクライナ語: Руслан Володимирович Маліновський, ラテン文字転写: Ruslan Volodymyrovych Malinovskyi, 1993年5月4日 - )は、ウクライナ・ジトーミル出身のサッカー選手。セリエA・ジェノア所属。ウクライナ代表。ポジションはミッドフィールダー。
来歴
2005年にシャフタール・ドネツクのユースアカデミーに入団し、2011-12シーズンにトップチームに昇格。しかし、トップチームでの出場機会を得ることが出来ず、Cチームを経て2012-13シーズンからセヴァストポリにローン移籍。更に2013-14シーズン途中からはゾリャ・ルハーンシクにローンで移籍し、2シーズンプレー。
2016年1月1日、ベルギーリーグのヘンクへのローン移籍が決定。2017年7月にヘンクへの完全移籍が決定。2017-18シーズン以降出場機会が増え、2018-19シーズンはリーグ戦37試合13ゴールを記録。リーグ優勝に導いた。
2019年7月16日、チーム史上初のUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たしたアタランタと4年契約を締結[1]。10月23日のUCLのグループリーグの敵地エティハド・スタジアムでのマンチェスター・シティ戦で、移籍後初ゴールを決めるも、試合は1-5で敗戦。続く11月6日の本拠地スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアでのシティ戦では、相手GKのエデルソンとクラウディオ・ブラーボが、それぞれ負傷交代と一発退場でGK不在のなった中で、相手監督ジョゼップ・グアルディオラがカイル・ウォーカーを急造GKとして起用した中、マリノフスキーはFKを蹴るもウォーカーに阻まれてしまった[2]。しかし、加入1年目からチームの主力選手となり、チェルシーが、マリノフスキーの獲得に興味を示していると報じられた[3]。2020-21シーズン、セリエAで最多となる12アシストを決めてチームに貢献した[4]。
2023年1月9日、マルセイユへのローン移籍が発表された[5]。
2023年8月19日、ジェノアへ1年間のレンタル移籍が発表された[6]。
代表経歴
2011年からユース世代のウクライナ代表に招集され、2015年にフル代表初招集。2018年10月10日のイタリア戦で、代表初ゴールを決めた。
2021年、EURO2020、グループリーグ初戦のオランダ戦でFKからヤレムチュクの得点をアシストしたが、2-3と敗れた[7]。
個人成績
クラブ
代表
国際Aマッチ 55試合 7得点(2015年 - )
ウクライナ代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2015 |
3 |
0
|
2016 |
0 |
0
|
2017 |
5 |
0
|
2018 |
10 |
2
|
2019 |
9 |
3
|
2020 |
5 |
1
|
2021 |
13 |
0
|
2022 |
6 |
1
|
2023 |
4 |
0
|
通算 |
55 |
7
|
得点
タイトル
クラブ
- セヴァストポリ
- ヘンク
代表
- U-21ウクライナ代表
個人
- セリエAトップアシストメーカー: 2020-21 (12アシスト)
- セリエA月間MVP: 2021年5月
脚注
外部リンク