ジュール・クンデ
ジュール・オリヴィエ・クンデ(Jules Olivier Koundé, 1998年11月12日 - )は、フランス・パリ出身のサッカー選手。ラ・リーガ・FCバルセロナ所属。フランス代表。ポジションはDF。 クラブ経歴フランス時代ベナン人の父とフランス人の母の下、フランス南西部、ランゴン近郊のランディラスで育った[2]。自身の甥であるシャルル・トクプレは元トーゴ代表のサッカー選手だったこともあり、幼少期からサッカーに身を注ぐようになった[3]。その後、6歳で地元のサッカークラブに入団して本格的にサッカーを始め、クンデが15歳の時にFCジロンダン・ボルドーの下部組織へ移籍した[4]。 ボルドーの育成年代では在籍したほぼ全てのカテゴリーでキャプテンを任されるなど、常にプロへの意識を高く持っていたが、当時のボルドーのU-19で監督を務めていたジャン=リュク・ドゴンは、能力的な要素においては疑いないが、唯一身長の低さを理由にプロへの挑戦に不安を覚えていた[5]。最終的に身長は180cmで成長が止まり、CBとしては小柄ながらも2015-16シーズンからはリザーブチームでプレーし始めた。 そして、2018年1月7日のクープ・ドゥ・フランスのグランヴィル戦にて、トップチーム初出場。同月10日のアミアン戦でリーグ・アンデビュー。以降先発に定着し、2018-19シーズンはリーグ戦37試合に出場した。 スペイン時代2019年7月3日、セビージャと5年契約を締結したことが発表された[6][7]。加入1年目の2019-20シーズンは、リーグ戦29試合に出場と、先発に定着。同シーズン終了後にはレアル・マドリードが、クンデの獲得に興味を示していると報じられた[8]。 2022年7月28日、FCバルセロナに移籍した[9]。サラリーキャップの影響で選手登録に時間を要したが完了し、8月28日、第3節のレアル・バリャドリード戦で移籍後初出場を果たした[10]。 代表経歴2018年から、U-20のフランス代表に招集。2021年にはUEFA EURO 2020の代表メンバーに選出。同年6月2日のウェールズ戦で代表デビューを果たした[11]。 2021年10月10日、UEFAネーションズリーグ2020-21決勝のスペイン代表戦に先発出場し、2-1での勝利に貢献した[12]。 2022 FIFAワールドカップのフランス代表メンバーに選出され、7試合中5試合で右サイドバックとして先発出場し、準優勝に貢献した[13]。 2024年5月、UEFA EURO 2024のフランス代表メンバーに選出された[14][15][16]。大会では全6試合で右サイドバックとして先発し、ラウンド16のベルギー代表戦で1-0での勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[17]。 個人成績クラブ2022-23シーズン終了時点[18]
代表
人物
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク
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