トマ・レマル
トマ・ブノワ・ルマル(Thomas Benoît Lemar、1995年11月12日 - )は、フランスのサッカー選手。アトレティコ・マドリード所属。ポジションはミッドフィールダー。 来歴地元のSSデ・ベ・マオーでキャリアをスタートさせ、2010年にフランスのSMカーンの下部組織へと移った。 カーンカーンでは2013年にトップチーム昇格を果たし、8月2日のディジョンFCO戦でトップチームデビューを飾った[1]。2015年4月6日のナント戦でプロ初ゴールを決めた[2]。 モナコ2015年2月1日、リーグ・アンのASモナコへ移籍した[3]。同年8月22日のトゥールーズFC戦にて移籍後初得点を決めた[4]。 2016年9月14日、トッテナム・ホットスパー戦でシーズンの最初のゴールを決めた。 3日後、スタッド・レンヌ戦でで2得点を決めた。 2016–17シーズンは公式戦14得点を挙げた。 2017年12月15日、ASサンテティエンヌ戦で2得点を決めた。2017-18シーズンはリーグ戦30試合に出場し、リーグ・アン優勝に貢献した。 アトレティコ・マドリード2018年6月12日、アトレティコ・マドリードは、モナコと獲得に関して基本合意に達したと発表[5]、2018年7月27日に契約を結んだ。移籍金は当時アトレティコ史上最高額の7000万ユーロ(約88億円)。 最初の公式試合となったUEFAスーパーカップ、レアル・マドリード戦にフル出場し、優勝に貢献した[6]。9月22日のヘタフェCF戦、移籍後初ゴールを決めた[7]。しかしラ・リーガではわずか3ゴール3アシストと低調な結果に終わったため、シーズン終了後にはサポーターから批判を受けた[8]。 2019-20シーズンは公式戦29試合に出場するも、0ゴール0アシストでシーズンを終えた。 2020年10月27日、ザルツブルク戦でジョアン・フェリックスへのアシストを記録した。これは2019年4月24日のバレンシア戦でのアシストから、約1年6ヶ月ぶりの得点関与となった[9]。12月5日のレアル・バジャドリード戦では、2019年4月20日のエイバル戦以来約1年8ヶ月ぶりにゴールを決めた[10]。また、前節のバレンシア戦から2試合連続でのマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[11]。2021年3月7日、レアル・マドリードとのマドリードダービーに出場したことでクラブでの出場100試合を達成した[12]。 2023-24シーズンの9月17日、バレンシアCFとのリーグ戦に先発出場したレマルは、試合途中にヘディングの競り合いから着地した際に右足のアキレス腱を断裂する重傷を負った[13]。自力では歩いてピッチを後にすることが困難であったため、担架でピッチを離れると、翌日の18日にアキレス腱の再建手術が施され、無事に手術は成功した[14]。 代表フランス代表として各ユース年代でプレーした。 2016年11月、負傷したキングスレイ・コマンに代わってA代表初招集された。11月15日、親善試合のコートジボワール代表戦にて、ラビオとの交代途中出場でAデビューを飾った[15]。 2017年8月31日のワールドカップ予選オランダ戦で代表初得点を含む2ゴールを挙げた[16]。 2018 FIFAワールドカップの23人のメンバーに選ばれた。 6月26日、グループステージ最終戦のデンマーク戦に出場した[17]。それが唯一の出場となったが、チームはクロアチアを破り史上2度目の世界一に輝いた[18]。 個人成績
代表歴出場大会
試合数
得点
タイトルチーム
代表
出典
関連項目外部リンク
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