ジャスティン・ローレンス (野球)
ジャスティン・アンソニー・ローレンス(Justin Anthony Lawrence, 1994年11月25日 - )は、パナマ運河地帯出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。 経歴プロ入り前パナマ生まれだが、2歳の時にアメリカ合衆国へ移住している[1]。 プロ入りとロッキーズ時代2015年のMLBドラフト12巡目(全体347位)でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級グランドジャンクション・ロッキーズでプロデビュー。A-級ボイシ・ホークスでもプレーし、2球団合計で22試合に登板して0勝2敗、防御率8.39、18奪三振を記録した。 2016年はA-級ボイシとA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、2球団合計で49試合に登板して4勝6敗8セーブ、防御率4.98、63奪三振を記録した。 2017年はA級アッシュビルでプレーし、16試合に登板して0勝2敗6セーブ、防御率1.65、20奪三振を記録した。 2018年はA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、55試合に登板して0勝2敗11セーブ、防御率2.65、62奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2019年はAA級ハートフォード・ヤードゴーツとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で38試合に登板して1勝5敗、防御率8.76、32奪三振を記録した。 2020年1月17日に禁止薬物の陽性反応を示し、80試合の出場停止処分を科せられた[3]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年4月29日にメジャー初昇格を果たし[4]、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー [5]。 2022年は38試合に登板して3勝1敗1セーブ7ホールド、防御率5.70、48奪三振を記録した[6]。 2023年は開幕前に第5回WBCのパナマ代表に選出された。シーズンではこの時点で自己最多となる69試合に登板し、4勝7敗と負け越した一方、セーブとホールドは共に自己最高となる『11』を記録した[6]。また、残りの成績は防御率3.72、こちらも自己最多となる78奪三振という成績であった[6]。 2024年の開幕はメジャーで迎えた。5月3日にアンヘル・チビリと入れ替わる形で父親リスト入りした[7]。3日後には復帰したものの[6]、同月27日に今度は右肩を痛めて15日間の故障者リスト入りとなった[8]。6月17日にメジャーに復帰して以降はメジャーに定着した。この年は怪我の影響などもあり、56試合と登板試合数は落としたが、4勝4敗と五分で終えた[6]。残りの成績は2セーブ5ホールド、防御率6.49、45奪三振という成績であった[6]。 パイレーツ時代2025年3月3日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[9]。 投球スタイル
投球フォームはサイドスローである[10]。最速101.2mph(約162.9km/h)を計測するシンカーと平均球速130km/hほどのスライダーで投球を組み立てる。 詳細情報年度別投手成績
WBCでの投手成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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