クリスチャン・フェネス

クリスチャン・フェネス
クリスチャン・フェネスとマイク・パットン(2007年)
基本情報
出生名 Christian Fennesz
別名 Fennesz
生誕 (1962-12-25) 1962年12月25日(61歳)
出身地  オーストリアウィーン
担当楽器 ギター
レーベル Mego Records, Touch Music
共同作業者 フェノバーグ
公式サイト fennesz.com

クリスチャン・フェネスChristian Fennesz1962年12月25日 - )は、オーストリアギタリストフェネスFennesz)名義でも活動しており、主に電子音楽に類する楽曲を多く発表している。日本では坂本龍一とのコラボレーション作品でも知られる。

略歴

オーストリアに生まれ、美術学校で音楽を学んだ。ギターは8,9歳のころから始めた[1]。1980年代には、ソニック・ユースマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに近い音楽性のバンドを組んでいたが、そのバンドに馴染めず脱退した。

その後1990年代前半に、ウィーンのテクノシーンに参加し、ギターやシンセサイザーによるサウンドを中心とした音楽を作り始めた。1990年代には、日本のアーティスト坂本龍一や、イギリスのエレクトロ・アコースティック・インプロビゼーションのアーティスト、キース・ロウなどと共演した。またピーター・レーバーグジム・オルークとのトリオ、フェノバーグ(Fenn O'Berg)を結成するほか、デヴィッド・シルヴィアンとの共作も行なっている。また編曲やリミックス作品も多く、ウルヴェルのアルバム「1993-2003: First Decade in the Machines」や「Shadows of the Sun」のリミックスなどを手がけている。

ディスコグラフィー

スタジオアルバム

  • 『Hotel Paral.lel』 (1997年、Mego) - 2007年再発。
  • 『Plus Forty Seven Degrees 56' 37" Minus Sixteen Degrees 51' 08"』 (1999年、Touch Music)
  • 『Endless Summer』 (2001年、Mego) - 2006年再発。
  • 『Venice』 (2004年、Touch Music)
  • 『Black Sea』(2008年、Touch Music)
  • 『Becs』(2014年、Editions Mego)

コラボレーションアルバム

コンピレーションアルバム

  • 『Field Recordings: 1995-2002』(2002年、Touch Music)

ライヴアルバム

  • 『Live at Revolver, Melbourne』live EP (2000年、Touch Music)
  • 『Live at the LU』(2004年、Erstwhile、キース・ロウとの共作)
  • 『Sala Santa Cecilia』live EP (2005年、Touch Music、坂本龍一との共作)
  • 『Live in Japan』 (CD版:2003年、Headz/Touch、LP版:2005年、Autofact/Touch)
  • 『Live @ The V. Sessions』(2009年、ストリーミングビデオレコーディング、The V. Sessions)

スタジオEP

  • 『Instrument』 12" ビニル (1995年、Mego Records)
  • 『Il Libro Mio』EP (1998年、Tanz Hotel)
  • 『Plays』 7" (1998年、Mego Records)
  • 『Plays』 CDEP (1999年、Moikai)
  • 『Plays』 10" ビニル (2006年、Editions Mego)

シングル、トラックス

  • 『Wrapped Islands』 (2002年、Erstwhile Records、ポルヴェクセルとの共作)
  • 『Erstlive 004』 (2005年、Erstwhile、ピーター・レーバーグサチコM大友良英との共作)
  • 『On a desolate shore a shadow passes by』(2007年、Touch Music) - ダウンロード限定。
  • 『Transition』 (2008年、Touch Music)
  • 『Saffron Revolution』 (2008年、Touch Music) - ダウンロード限定。

リミックス

サウンドトラック

  • 『Beyond the Ocean(1999年)
  • 『Gelbe Kirschen』(2000年)
  • 『Blue Moon』 (2002年)
  • 『Platform#09 Chicago loo』(2005年)
  • 『Film ist. a girl & gu』(2009年)

References

  1. ^ http://www.semtexinc.com/interviews/interview.php?ID=32

外部リンク