ステッピン・イントゥ・エイジア
「ステッピン・イントゥ・エイジア」 (Steppin' Into Asia) は、1985年にリリースされた坂本龍一のソロシングル。 制作表題曲は、タイ語をラップにフィーチャーした曲で、歌詞はタイの昔話で、坂本がタイの文部省から提供されたものを使用している。 サビのバックで流れている効果音は、アルバム『エスペラント』収録の「Adelic Penguins」で使用されていたものである。 リリース時、坂本はドラムの音に少々納得がいっていなかったようで、CD化の際にドラムパートだけ、より高いタイトな印象を持つ音(B面のUrban Mixに使用されたもの)に変更し収録し直された。現在CDとして流通しているものはほぼドラムの音を替えたヴァージョンで、オリジナルヴァージョンは『MIDI SINGLEs 1985→6』(MDC5-1082)に収録されている。 レコーディングラップは当時学生だった浅野智子である。坂本がパーソナリティを担当していたFM番組『サウンドストリート』に彼女がデモテープを送ったことにより抜擢された。サビのボーカルは矢野顕子である。 リリース1985年9月5日に、MIDIのSCHOOLレーベルから発売された。初回盤はピクチャーディスク仕様であった。そのため、音質が通常のレコードより劣る旨が記載された紙が封入されていた。 プロモーション
収録曲
脚注 |