キム・ハヌル (ゴルファー)
キム・ハヌル[1](ハングル:김 하늘[2]、漢字:金 하늘[注 1]、英語:Kim Ha-neul、1988年12月17日 - )は、大韓民国京畿道出身の元女子プロゴルファーである。所属はハイト眞露。 来歴ジュニア時代は代表常備軍(ナショナルチーム候補生)入りは果たせなかったが[3]、2005年アマチュアとして出場した「韓国女子オープン」で13位タイとなり[4]、注目を集める[3]。 高校3年生だった2006年[3]、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)入会[2]。翌2007年に新人王を獲得した[5]。 2008年「フェニックスパーククラシック」でKLPGAツアー初優勝[6]。同年は同大会を含めて3勝[7]。 2009年ユン・チェヨン等と共に初代「KLPGA広報モデル」に選出[8]、2014年まで6年連続で選出された[9]。(KLPGA広報モデルは前年度KLPGAツアー年間獲得賞金ランキング60位以内の選手から10名程度選出される[10]) 2011年メジャー大会「ハイト眞露チャンピオンシップ」を含む3勝[11]、2012年1勝を挙げ[12]、2年連続KLPGAツアー賞金女王となる[3]。2013年1勝[13]。 韓国ツアー参戦中に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の試合をテレビ観戦し、『私は日本ツアーで試合をすればもっとレベルアップできる』と考えて、JLPGAツアー挑戦を決意[14]。2014年にJLPGAファイナルクォリファイングトーナメントに進出して14位に入り、同ツアー参加資格を得る[14]。 2015年、TPD単年登録者として(呼称は当時)JLPGAツアーに参戦[15]。参戦当初は日本と韓国のゴルフコースのレイアウトの違いに苦しみ、思うように力を発揮出来なかったが[14]、同年9月「マンシングウェアレディース東海クラシック」でJLPGAツアー初優勝[16]。年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)23位となり自身初のシード入り[17]。 2016年はJLPGAツアー公式戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を含めて2勝、賞金ランク4位[17]。 JLPGA会員制度改正に伴い「2017年サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント優勝」の資格で同会入会を申請し、同時期に申請したイ・ミニョンと共に2017年6月1日付けでJLPGA89期生(インターナショナルプロフェッショナル会員[1])となる[18]。また同年はJLPGAツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」と前述の「サイバー~」を含めて3勝、賞金ランク4位[17]。 2018年は賞金ランク29位で、この年まで4年連続賞金シード入りを果たす[17]。 2019年は賞金ランク56位(シード選手確定時点では55位)に終わり賞金シード入りを逃したが、2017年の公式戦優勝による3年シードがあるため、2020年シーズンもJLPGAツアーのシード選手として参戦できる[19]。 統合シーズンとなった2020-21年は賞金ランク81位でシード権を失うこととなり[17]、同年限りでの引退を発表[20][21]。 引退後はYouTubeチャンネルを開設し、YGエンターテインメント傘下の芸能事務所YG KPlusに所属[22]。 出演テレビ番組
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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