キエンサー郡座標: 北緯8度50分27秒 東経99度11分39秒 / 北緯8.84083度 東経99.19417度
キエンサー郡(キエンサーぐん)はタイ南部・スラートターニー県にある郡(アムプー)である。 名称元々、中国人がターピー川を船(サー)遡航してこの地までやってきて、牛車(クウィエン)で取引にやってくる地元の人と商売した。このため、この地区はクウィエンサー (เกวียนซา) と呼ばれていたがそれがなまってキエンサーと呼ばれるようになった[1]。 歴史1970年12月15日、バーンナーサーン郡からタムボン・キエンサーとタムボン・プワンプロムコーンが分離し分郡(キンアムプー)として成立した[2]。1974年4月1日、郡(アムプー)に昇格した[3]。 地理郡の東にターピー川が流れており郡の東の境界線となっている。この、ターピー川は郡内の重要な水源となっている。郡内のほとんどの領域は農業用に使われているが、ターピー川沿いの沼地は一部がノーントゥントーン禁漁区として保護されている。郡東部はやや山がちになっている。 交通は国道44号線が南西から北東に通っており、南西にアーオルック方面、北東にカーンチャナディット方面とつながっている。国道4219号線が東西に通っており東にバーンナードゥーム郡、西に国道4246号線とつながっておりバーンタークン方面とつながっている。 経済郡内の主要な産業は農業と商業である。農業ではパラゴムノキ、ヤシ、コーヒーノキが生産されている。 行政区分郡は5のタムボンに分かれ、さらにその下位に52の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり、以下のようになっている。
また、郡内には4つのタムボン自治体がある。
脚注
外部リンク |