ウィエンサ郡座標: 北緯8度37分47秒 東経99度20分35秒 / 北緯8.62972度 東経99.34306度
ウィエンサ郡(ウィエンサぐん)はタイ南部・スラートターニー県の郡(アムプー)である。 名称ウィエンサとは「池の城壁都市」を意味する。 歴史ウィエンサはシュリーヴィジャヤ王国のあとにできたナコーンシータンマラート王国の属国であった国(ムアン)である。この街は、19世紀末から20世紀初頭にかけて行われたチャクリー改革によりクローンターン郡 (อำเภอคลองตาล) となった。 しかし、この後すぐ1896年、ウィエンサはタムボンに降格されラムプーン郡(現在のバーンナーサーン郡)に編入された。1968年3月10日、タムボン・ウィエンサとタムボン・トゥンルワンがバーンナーサーン郡から分離し、分郡(キンアムプー)となった[1]。その後、1971年11月17日、郡(アムプー)に昇格した[2]。 地理ターピー川が郡の西の境界線を形成している。郡内の主な水源は、ターピー川やナムタオ川、ターン川チャヌワン川などである。郡の西側にはターピー川の形成した平地が広がるが、郡の東部はナコーンシータンマラート山脈の一部である丘陵地帯が広がる。郡の北西部はタイロムイェン国立公園として保護されている。 交通はタイ国有鉄道が南北に通っている。また、国道41号線が南北にとおっており、来たにプンピン方面、南にトゥンソン方面とつながっている。また、北から西に4009号線が延びており、北にスラートターニー方面と、西に4035号線や4037号線とつながっており、プラーイプラヤー方面やチャイブリー方面とつながっている。 経済郡内の主な産業は農業で、コメ、パラゴムノキ、果物類などが生産されている。 行政区分郡は5のタムボンに分かれ、さらにその下位に64の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また郡内には3つのタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
脚注
外部リンク |