カルチャーブレーン
株式会社カルチャーブレーンは、主にコンピュータゲームを製造、販売していた日本の企業。 当記事では便宜上、カルチャーブレーンのコンテンツを引き継いだ後身である有限会社日本ゲーム(にほんゲーム、2021年9月に有限会社カルチャーブレーンエクセルから商号変更)についても取り扱う。 歴史元々は喫茶店を経営していたが、「ブレイクアウト」系のブロックくずしのテーブル筐体をリースしたところ、売り上げがよかったためテーブル筐体を30台購入しリース事業を始めたことからゲームに関わり始める[3]。 1980年10月24日に有限会社日本ゲームとして法人化[注 1]し、翌年の1981年に株式会社に改組した[6]。同年、関連会社の有限会社日本ゲーム販売を設立した。 設立当初は『ドンキーコング』の基板製造に関わり[7]、ドンキーコング基板のライセンス生産を行っていた[8]。その後、アーケードゲームの自社開発を始め、2作目「SF-X」からタイヨーシステムという名義を使用していた。1982年にコピー基板を販売していたことから、データイーストに訴訟を起こされている[9]。 1987年3月3日に社名を株式会社カルチャーブレーン[1]に変更する。ファミリーコンピュータ参入の第1作目である『飛龍の拳 奥義の書』(1987年2月14日発売)のゲーム本編および初期生産分のパッケージと説明書に記載されている社名は日本ゲーム名義、同ゲームの再発売分にあるマニュアル、パッケージと1987年9月発売の第2作目である『アラビアンドリーム シェラザード』よりカルチャーブレーン名義となっている。 かつては錦糸町の7階建ての自社ビルに本社機能を構え、従業員も100人を超える中堅メーカーだった。また『カルチャーブレーンコンピュータアート学院』という学校を運営していた[10][11]。この他、アメリカのグループ会社として「カルチャーブレーンUSA」が存在していた[12]。 1992年に関連会社である有限会社マイクロアカデミーの社名を有限会社カルチャーブレーンエクセルに変更した。 知的財産権及び作品権利などのコンテンツは、カルチャーブレーンエクセルが取得し引き継いでいる。 2021年9月1日に社名を有限会社カルチャーブレーンエクセルから有限会社日本ゲームに変更[13]。 主な開発タイトル代表作に『飛龍の拳』シリーズ、『スーパーチャイニーズ』シリーズ、『ウルトラベースボール』シリーズなどがある。 PlayStationやNINTENDO64の頃までは、『飛龍の拳』シリーズや『スーパーチャイニーズ』シリーズを2本の柱に多数のソフトを展開していたが、発売中止になったソフトも多かった。2001年以降はプラットフォームを携帯型ゲーム機に絞り、ラインナップも『おしゃれプリンセス』など女児向けゲームを中心としたものに転換している。麻雀ゲームの『プロ麻雀「兵」』シリーズを発売していた実績からか、『アカギ』のゲーム化作品も手がけている。 キャラクターゲームとしては『忍たま乱太郎』シリーズを多く発売していた。その他には『押忍!!空手部』、『うちの3姉妹』、『味楽る!ミミカ』などを扱っている。 近年では、女の子向けの『おしゃれに恋して』、子供やファミリー向けの『うちの3姉妹』、『銀河鉄道999』、よしもと芸人の『ムッシー』など幅広い層を視野に入れたゲーム開発に取り組んでいる。 アーケード
ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
プレイステーション
セガサターンNINTENDO64
Wii U※全てWii U版バーチャルコンソールで販売
Nintendo Switch
ゲームボーイ
ゲームボーイカラー
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
ニンテンドー3DS
ニンテンドー3DS ダウンロードソフト
サウンドトラック商品
関連項目
脚注注釈
出典
外部リンク |
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