カリドゥ・クリバリ
カリドゥ・クリバリ(Kalidou Koulibaly, 1991年6月20日 - )は、フランス・サン=ディエ=デ=ヴォージュ出身のサッカー選手。サウジ・プロフェッショナルリーグ・アル・ヒラル所属。セネガル代表。ポジションはディフェンダー。 経歴クラブ2010年、FCメスのユースチームからトップチームへ昇格し、リーグ・ドゥでプロデビューを果たす。 2012年夏、ジュピラーリーグのKRCヘンクへ移籍。2012-13シーズンはベルギーカップ優勝を経験した。 2014年7月、セリエAのSSCナポリへ5年契約で移籍。1年目からCBのレギュラーに定着し[2]、リーグ戦27試合、公式戦通算で計39試合に出場した。2015-16シーズンもレギュラーとして公式戦通算42試合、プレー時間にして3676分の出場を記録[3]。2016年夏にはチェルシーFCからの移籍金5800万ユーロとも言われる移籍オファーが度々報じられ[4][5]、代理人を通じたクリバリの移籍希望発言も出たが[5][6]、最終的にはナポリに残留した[7]。 2017-18シーズン、ユヴェントスと優勝を争うなかでの直接対決で決勝ゴールを決めて、勝利に貢献し、首位ユヴェントスとの勝ち点を1差とすることに貢献した[8]。 その後もCBで主力として活躍。在籍8シーズンで公式戦317試合に出場し、14ゴール8アシストを記録した。 2022年7月16日、クリバリはプレミアリーグのクラブチェルシーFCと4年契約を結び、移籍金は約3300万ポンドと報じられました。[9][10] 8月6日、彼はチェルシーでのデビュー戦として、エヴァートンFCとのアウェイリーグ戦で1-0の勝利に貢献しました。[11][12][13] 8月14日には、チェルシーのホームデビュー戦で初ゴールを記録しました。ロンドンのライバルトッテナム・ホットスパーFCとの2-2のホームリーグ戦で、力強いボレーシュートを決めました。[14] 2023年6月26日、アル・ヒラルへの移籍が発表された[15]。契約期間は2026年までの3年間[16]。背番号は3番となった。 代表年代別のフランス代表として2011 FIFA U-20ワールドカップやトゥーロン国際大会に出場した経験を持っていたが[17][18]、2015年9月にセネガル代表としてプレーすることを決断した[19]。2015年9月5日のナミビア戦にてセネガル代表デビュー。2022年カタールワールドカップのセネガル代表として選ばれた。 2022年11月11日、2022 FIFAワールドカップに向けたメンバーの1人として選ばれた[20]。11月29日に行われたグループステージ最終節エクアドル代表との試合で、グループステージ突破には勝利が必要な状況で1-1の同点で迎えた後半70分に右サイドのFKからゴール前で相手がクリアし損ねたボールを右足のボレーで合わせて代表初ゴールを決めた。このゴールが決勝点となり、セネガルは最終節でエクアドルとの順位を入れ替えてグループステージを2位で通過。エースのサディオ・マネが怪我の影響で不在の中、セネガルは2002 FIFAワールドカップ以来20年ぶりのグループステージ突破を果たした[21]。 人物・プレースタイルセネガル人の両親との間にフランスにて生まれた[2][22]。セネガル代表を選択した際には「第二の選択肢としてではなく、ハートで選んだ」と語った[19]。 元々は守備的ミッドフィールダーであるが、センターバックとしてプレーする[2]。身長187cmと大柄な体格を生かしたコンタクトプレーとスピードを持ち味とする[2][4][5]。ナポリ移籍後は継続的に出場機会が与えられるなど、プレーの質も安定している[3]。 エピソード
代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク
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