カストレーロ・ド・バル
カストレーロ・ド・バル(Castrelo do Val)は、スペイン・ガリシア州オウレンセ県のムニシピオ(基礎自治体)。コマルカ・デ・ベリンに属する。ガリシア統計局によれば、2011年の人口は1,177人(2010年:1,199人、2009年:1,241人、2008年:1,240人、2003年:1,263人)[1]。 住民呼称は、規範では認められていないが男女同形のvalenseがつかわれる。カスティーリャ語表記はCastrelo del Valle(カストレーロ・デル・バジェ)。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.29%(2001年)。 地理カストレーロ・ド・バルはオウレンセ県の南東部に位置し、コマルカ・デ・ベリンに属する。北はビラリーニョ・デ・コンソと、東はア・グディーニャとリオスと、南はビラルデボスとベリンと、西はモンテレイとラサの各自治体と隣接、自治体中心地区はカストレーロ・ド・バル教区のカストレーロ・ド・バル地区[3]。 カストレーロ・ド・バルは北東部はカベサ・デ・マンサネーダ山とケイシャ山地の、南西部はタメガ川の谷(あるいは、ベリン、モンテレイの間に位置する。最高地点はカベサ・デ・バルデフェイラ山(1,288m)、ペーニャ・ノフレ山(1,291)、カベソ・ド・ソグラル山(1,369m)などで、最も低いところでも海抜400mを下らない。タメガ川は自治体内を北から南へと流れ、カンバ川にはアス・ポルタス湖が形成されている。 年平均気温は9°Cで、最も気温が高い時と低い時の温度差は14°C程となっている。年降水量は多く、平均1,700mmほどである。 カストレーロ・ド・バルはベリン司法管轄区に属す[4]。 人口
歴史1842年までは単にカストレーロと呼ばれていたが、カストレーロ・デ・ミーニョと区別するために、"del Valle"が付け加えられた。20世紀末に自治体名称がガリシア語化され、現在の名称カストレーロ・ド・バルとなった。 政治自治体首長は、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE)のビセンテ・ゴメス・ガルシーア(Vicente Gómez García)[7]、自治体評議員は、ガリシア社会党:6、ガリシア国民党(PPdeG):3となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[8]。
教区カストレーロ・ド・バルは9の教区に分けられている。太字は自治体中心地区のある教区l[3]。
参考文献・脚注
|
Portal di Ensiklopedia Dunia