エアポートウォーク名古屋
エアポートウォーク名古屋(エアポートウォークなごや)は、愛知県西春日井郡豊山町にある旧・名古屋(小牧)空港国際線ターミナルビルを再利用した、ユニー株式会社が管理・運営するモール型ショッピングセンター(ウォーク)である。2008年(平成20年)10月に開業した[1]。 概要1999年(平成11年)4月9日に開業し、2005年(平成17年)2月16日に中部国際空港の開港に伴い閉鎖された旧・名古屋(小牧)空港国際線ターミナルビルを活用するため、名古屋空港ビルディングが設置主体となり、ユニー株式会社が開発主体となって竹中工務店が改装・建設したショッピングセンター。 県営名古屋空港とは完全に分かれており、両施設が接する場所はフェンスで仕切られている。また、臨時駐車場の一部はかつてのエプロン(駐機場)の一部である。 SC名称は、かつて空港ターミナルビルであった記憶を大切にすべきとのことから、「エアポートウォーク名古屋」と名付けられた[1]。 建物は全5階層の店舗4階層で、南側の1階・2階はアピタ名古屋空港店の売場が占める。他の部分は専門店が占めるが、特徴的なのは、3階西側のフードコートとアミューズメントパークでチェックインカウンターの名残を残したまま再利用し、4階部まで吹き抜けになっている。また、5階は空港ターミナルの名残でそのまま展望デッキの「スカイラウンジ&スカイビューデッキ」となっている。また、空港当時のオブジェとしてフライトスケジュールボードが残されている。 南東側には新置された建物にシネマコンプレックス「ミッドランドシネマ名古屋空港」が入居しており、2階南東側の連絡通路(搭乗口を再活用)から往来できる。さらに、2017年(平成29年)に愛知県が隣接地に航空展示施設「あいち航空ミュージアム」を設け、2階北東側の連絡通路から往来できる。 空港に近いという強みを生かし 実機の展示(ヘリコプター)、遊覧飛行等、航空の各種イベントを頻繁に行っており、当地でしか作れない独自色を前面に出した営業を行う一例として、インフォメーションのスタッフのユニフォームを飛行機の客室乗務員風にアレンジしている。 施設以下の2つの棟があるが相乗効果とサービスを兼ねて映画の半券または全券(映画鑑賞前)でほとんどの飲食店で割引等の優待が受けられる。あいち航空ミュージアムの搭乗券(入場券)でも割引が受けられる。 例として回転寿司ABRIが5%オフ、ベーカリーレストランバケットが一定金額以上の購入でドリンクバーの割引などがある。[2] ショッピングセンター棟ショッピングセンター棟(旧・国際線ターミナルビル)は、地上5階建て。店舗面積は22,650m2。アピタ名古屋空港店の他に、専門店が135店舗入居している。 以下はショッピングセンター棟の主要テナントである。
※ その他詳細は ショップガイド を参照。 シネマ棟シネマ棟には映画館「ミッドランドシネマ名古屋空港」が入居している。建物は3階建て[要出典]で、店舗面積は11,371m2。12の上映スクリーンを備え[3]、座席数は1,809席[3]。 ※ 詳細は「中日本興業#ミッドランドシネマ 名古屋空港」の項を参照。 林先公園林先公園(はやしさきこうえん)は、同施設敷地内にある公園。同施設設置者である名古屋空港ビルディングとユニーが整備し、完成後の2008年(平成20年)10月7日に豊山町へ寄付された。敷地面積は約2,500m2[4]。 アクセス鉄道
バス路線
航空
他のウォーク
脚注関連項目
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