イカすカード
イカすカードは、函館市企業局交通部(函館市電)と函館バスで利用出来る、函館市企業局(発行開始当時は函館市交通局)発行の乗車カードである。 概要1992年(平成4年)10月1日に北海道内で初めて導入された乗車カードである[1]。函館市の魚に指定されているイカを捩ったユニークな名称は、当時フジテレビ系で火曜午後9時から放映されていたクイズ番組『なるほど!ザ・ワールド』の問題に採用されるなど注目された [要出典]。発売額500円のカードは贈答用としても利用され、オリジナル絵柄のカードも作成できた。箱館五稜郭祭、函館港まつり、マラソン大会など市内の主要イベントでは記念カードも発行された[1]。 発売金額・利用可能金額
利用方法
購入2018年(平成30年)3月31日までは函館市企業局交通部駒場車庫乗車券販売所・電車の車内・下記の委託販売店にて販売されていた。なお、イカすカードの販売終了後は市電1日乗車券と市電・函館バス1日乗車券及び2日乗車券(一部店舗を除く)の取り扱いが続けられている[2]。
その他
その後函館市企業局交通部は函館バスと共同で、2017年(平成29年)3月25日より、ICカード『ICAS nimoca(イカすニモカ)』(相互利用となっている各種交通系ICカード:Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・はやかけんも利用可能)が導入された[3]。 このため、磁気カードである「イカすカード」に関しては、2018年(平成30年)3月31日をもって販売が停止された。なお、すでに購入済みのイカすカードは2020年(令和2年)3月31日まで使用可能である[4][5]で、それまでに使い切れなかったカードについては残額から手数料を差し引いた分の払い戻しが受けられたが、2023年(令和5年)3月31日で払い戻し受付を終了した[6]。 脚注
関連項目
外部リンク
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