アントレいこま
アントレいこまは、奈良県生駒市の近鉄生駒駅前の再開発地区に位置する複合商業施設である。 ドーナツ化現象以降、郊外の人気住宅地として高所得者層等が流入[1]し、人口が急増していたなか、駅北口の交通利便性の低下や駅前の市街地の密集化への対策、都市の顔となる地区整備のため再開発が行われた[2]。県内最初の再開発事業[3]であった、生駒駅南口再開発(グリーンヒルいこま)に続き、奈良県3番目[3]の再開発事業「生駒駅前北口第一地区第一種市街地再開発事業」として行われた。のちの2期再開発(第二、第三、第四地区)も含め、再開発事業が連続して行われており、生駒市の急速な発展とその後の再整備の盛況がうかがえる。前述の2期再開発事業で竣工した「ベルテラスいこま」などと、色調の統一[4]などをおこない、周辺施設と物理的にも、感覚的(視覚的)にも連接し、落ち着いた景観を呈している。 アントレいこま①が近鉄百貨店生駒店を核テナントとした商業施設、アントレいこま②が金融機関・マンションを中心とした商業施設および住宅となっている。 敷地面積0.6haで、延床面積4.2haであり、市内最大規模の商業施設施設である[2]。 生駒市の外郭団体である生駒都市開発が開発・運営を行っている。 主要テナントアントレいこま①主要用途の約50%を商業用途が占める[2]。 近鉄百貨店生駒店当初から株式会社近鉄百貨店の直営店である。 同じ奈良県内の近鉄奈良線沿線には奈良店が存在するが、ショッピングセンターとの差別化を図る目的もあって同社の百貨店事業本部の管轄となっている。これに対し、当店は近鉄パッセや東大阪店などと同様に商業開発本部が運営し[5]、専門店主体の運営を行い、駅前中心市街地の核となる生活機能・商業機能・コミュニティ機能を融合した様々な機能を持つタウンセンター化を図っている[6]。 同じ奈良県内の奈良店や橿原店といった他の百貨店と異なり、地下フロアがなく、1階と駅直結の2階の一部が食品売場である[注釈 1]のも特徴の一つである。 以下は主要テナント。★のつく店は専門店のため、ポイントサービスなどが一部異なる。
その他
アントレいこま②主要用途のうち商業が約13%、住宅が約34%となっている[2]。 近隣の交通網以下の公共交通機関・自動車道がある。 関連項目脚注注釈出典
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