あしたのニュース
『あしたのニュース』は、フジテレビ系列(テレビ大分・テレビ宮崎両局を除く)で2015年(平成27年)3月30日から2016年(平成28年) 4月2日[注 1]まで、(月曜日から金曜日)の最終版に生放送されていた報道・情報番組である。後続のスポーツニュース番組『すぽると!』とコンプレックス枠を形成されていた(ビデオリサーチの視聴率公表上の放送枠、EPG、ネット各局の公式ウェブサイトの番組表のみ。新聞では『あしたのニュース』と『すぽると!』はそれぞれ単独番組扱い)。 概要1994年から21年間放送された『ニュースJAPAN』の後継番組で、出演者はそのままとしているがFNNの報道番組の改革の一環として、「すべてのニュースはあしたにつながる!! "これからの暮らし"を考えるニュース」[1]をテーマとして、タイトルを改題し大幅リニューアルした[2]。 また、『あしたのニュース』の開始により、ニュース系列の冠がつく平日最終版のニュース番組は一旦消滅した[注 2]。 改編後の大まかな基本コンセプトとしては従来から放送されているその日一日のニュースを単にまとめて伝えるだけでなく、「あした」にこだわり、新聞やウェブサイトの「あしたの朝刊」で取り上げるような、特に注目しておきたい記事の中身をこの番組で深く掘り下げる「お得感」を演出し、更にそのニュースが「あしたからの生活にどのような意味を持つのか」という観点を通して詳しい分析・解説を加えるというものになっている[3]。 番組テーマカラーやテロップには、 黄色と 紺色を使用、月曜 - 木曜放送分では1年振りに25分番組として編成していた。 また『ニュースJAPAN』に続き、番組タイトルの前に「LIVE」と西暦4桁が表記されることとなり[3]、放送開始年である2015年度は『LIVE2015 あしたのニュース』(ライブにせんじゅうご あしたのニュース)となる他、20:54からの『こんやのニュース・あしたの天気』でも、大島由香里がこの番組のセットから当日取り上げる特集の予告編と、その時間までに入電している主要数項目を伝えていた。そのため、『こんやのニュース・あしたの天気』と夕方の『みんなのニュース』、この番組は姉妹番組の関係にあたる。ただし、当時『みんなのニュース』でメインキャスターで出演していた伊藤利尋は登場しなかった。また最終年は『LIVE2016 あしたのニュース』(ライブにせんじゅうろく あしたのニュース)になった。 なお、2015年4月から2016年1月までの平均視聴率は3.6%だった(日本テレビ『NEWS ZERO』は8.9%〈23:00 - 23:59に放送している月 - 木曜日のみ〉、TBS『NEWS23』は5.4%。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)[4]。 出演者いずれもフジテレビアナウンサー(番組終了時点)。毎日(月曜日から日曜日)20:54 - 21:00に放送されるスポットニュース『こんやのニュース・あしたの天気』も兼任していた[5]。
放送内容一部のニュース取材VTRは『みんなのニュース』のVTRを二次使用していた(ナレーションやテロップなどは差し替えていた)。これは取材リポーターが『みんなのニュース』のフィールドキャスター(実質的に兼任)であるためそれがわかる。この方式は、前番組の『FNNスーパーニュース』と『ニュースJAPAN』のやり方と全く同じであった。 『ニュースJAPAN』同様、スポーツの話題やニュースは社会的に問題となった事件や大きなスポーツイベントは軽く触れるが、スポーツニュースは『すぽると!』に全て任せていた。 番組の時間構成は月 - 木曜は2013年度、金曜は2014年度の『ニュースJAPAN』の体裁に準じており、ローカルニュースは、前者は全国ニュースの提供読み明け、後者は全国ニュースが終わってすぐ(その後提供読み)(いずれもCMを挟む形で)に行われていた。なお、放送分が金曜のみ異なるのはFNN発足以降の最終版ニュースでは初となった。 なお、月曜から木曜は終わりの挨拶を行わず、主に大島が「このあとは『すぽると!』です」と言った直後に『すぽると!』のジャンクションが流れていた(一部地域のみ)。 主なコーナー
放送日時
ネット局
スピンオフ
関連項目外部リンク
脚注・出典注釈出典
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