TMN final live LAST GROOVE
『TMN final live LAST GROOVE』(ティーエムエヌ・ファイナル・ライブ・ラスト・グルーヴ)は1994年8月11日にリリースされたTMNの2組目となるライブ・アルバム。 解説先行発売された同タイトルのVHS版リリースの10日後に本作がリリース。TMN終了ライブの模様を収録しているが、収録時間の関係上、全曲ではなく抜粋という形になっている。終了ライブは2日公演され、1日目と2日目では「GET WILD '89」以外の曲目が全て異なっている。1日目を5.18に、2日目を5.19にそれぞれ収録。 5.19はスタジオ音源が市販されていない「TIMEMACHINE」[注釈 1]を収録しており、貴重なテイクである。この時のバージョンが非常に有名になったせいか、再始動後の演奏も3人で行っており、メンバーだけでの演奏というイメージがついている。 ライブならではのアクシデントやミスは、オーバーダビングや差し替えなどによる修正をせずに、そのまま収録されている。5.18の「ACCIDENT」では、音色の切り替えミスをしている。また同じ5.18の「ELECTRIC PROPHET」では、演奏の序盤で打ち込みと手弾きの演奏が徐々にずれてくるのが分かる。しかしその後、打ち込みのリズムはフェードアウトして、ドラマーがハイハットでリズムを刻んでいる、という様に、ベテランのサポートメンバーにより上手くフォローされている。またイントロから3コーラス目終わりまでは小室哲哉がピアノをシンセサイザーで演奏しているが、大サビ前の間奏からストリングス系の音色に切り替え、代わりに木根尚登が電子ピアノで演奏をしている。このパターンはこの時の演奏のみである。 木根尚登はこのライブの前にサッカーの試合でオーバーヘッドキックをトライするが失敗に終わり、腰骨を折ったまま出演をしている旨を「LIVE HISTORIA on TV」で出演した際に語っている。 再発売2014年9月24日にはリマスター&高品質CD『Blu-spec CD2』で2枚組「TMN final live LAST GROOVE 5.18/19」として再発売された[2]。 収録曲TMN final live LAST GROOVE 5.18
TMN final live LAST GROOVE 5.19
スタッフ・クレジットTMNサポートメンバー脚注注釈出典
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