G LegendG Legend(ジー・レジェンド)は、日本で開かれる女子プロボクシング興行である。現在は日本国内で女子プロボクシングを司る東日本ボクシング協会女子委員会によるブランド名としても使用されている。歴代委員長は熊谷コサカボクシングジム会長の小坂裕己[1]~青木ボクシングジム会長の有吉将之。 日本ボクシングコミッション(JBC)が女子を公認した翌年の2008年以来、2012年を除き年1回後楽園ホールで「G Legend」興行が開催されていたが、2014年限りで終了した。スカイ・A sports+で録画中継が行われいた(第5回除く)。 G Legend JPBA女子プロボクシング立上げ記念興行2008年5月9日、日本プロボクシング協会(JPBA)主催により、JBC管轄下で初の女子ボクシング興行として開催された。
結果
G Legend 22009年6月26日、G Legend 2実行委員会主催により開催された。
結果
G Legend 32010年12月15日に東日本ボクシング協会主催により開催。
結果プロトライアルマッチ
公式戦
BMJアディダス G Legend 42011年11月30日に東日本ボクシング協会女子委員会主催により開催。今大会はアディダスとスポンサー契約を結び、大会名を「BMJアディダス G Legend 4」とするとともに世界戦はアディダス製グローブを使用(アンダーカードはウイニング製)。
結果プロトライアルマッチ
アンダーカード
ダブル世界戦
G Legend 52013年3月3日に開催。この大会からは毎年3月3日に開催される[1]。 結果プロトライアルマッチアンダーカード
G Legendチャンピオンシップ
トリプル世界戦
G Legend 62014年3月3日に開催。
試合プロトライアルマッチ
アンダーカード
G Legendチャンピオンシップ
トリプル世界戦
G Legendランキング東日本ボクシング協会女子委員会では独自のランキング「G Legendランキング」を2011年11月5日に選定、2012年2月6日より正式運用を開始した。 ランキング対象は地域協会(東日本・北日本・中日本・西日本・西部日本)問わずJBC女子ボクサーライセンスを持つ者。そのうち、WBA・WBC・IBF・WBO(ユース含む)・OPBF各チャンピオンを除いた選手がランカーに連ねている。2012年4月末現在アトム級からライト級まで運用。女子の場合まだ選手層が薄いため世界ランカー、さらに1勝以上のC級ボクサーも含めて作成されているが、選手の大半がアトム級のため5位以下が公表されていない階級が存在する。ランキングは基本2ヶ月ごとに更新。 2017年5月よりJBCと合同で作成する「日本女子育成ランキング」が開始された[5]。 G Legendチャンピオンシップ2013年にG Legendランキングを基にした「G Legendチャンピオンシップ」が創設される[1]。 初年度は2月9日に大阪で行われるアトム級の岩川美花 vs 山田真子、スーパーフライ級の小澤瑶生 vs 玉森麻保が最初のG Legendチャンピオンシップとなり[6][7]、それぞれ勝利した山田と小澤が日本王者となった。3月3日にもG Legendチャンピオンシップ2試合が開かれたが、江畑佳代子は予定されていた対戦相手がキャンセルされたため、タイ人選手との試合結果が評価されての認定という形となった。 G LegendチャンピオンシップはJBC公式のタイトルではなく男子の最強後楽園や全日本新人王決定戦のように年度ごとに執り行われる。2013年度は各階級4人以上のトーナメント形式として、11月28日の大橋ジム主催興行より開始、2014年3月3日の「G Legend」で決勝戦を予定している。このためチャンピオンとなってもランキングは維持される。 なお、G Legendチャンピオンシップは6回戦で行っていた[1]。 2017年9月、JBC公認の女子日本王座が創設された[8]。 備考2013年より東日本協会直轄興行以外でもG Legendを冠する興行が行われている。ただし、女子限定とは限らない。 G Legend以外の女子限定興行としては、大阪でフュチュール主催興行が開かれていたが、2013年より同ジムが男子も受け入れているため限定ではなくなった(加盟当初の2008年も西日本協会ジムの協力で男子の試合を挿入していた)。 2011年5月8日に後楽園ホールで女子トリプル世界戦をメインとする女子限定興行が開かれているが、こちらはワタナベジム主催でありG Legend興行ではない。 2016年からはDANGAN主催により当イベントを実質継承した「DANGAN Ladies」、2018年からは「Victoriva」として年2回程度開催している。 脚注
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