高儀駅(たかぎえき)は、富山県南砺市川除新にある西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。
歴史
駅構造
城端方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)である[14][15]。かつては、相対式ホーム2面2線の構造であったが、東側の線路は撤去されており、下りホーム跡が残っている[14]。
北陸広域鉄道部管理の無人駅である[14][16]。駅舎は1987年(昭和62年)12月25日に完成したものであり、軽量鉄骨造平屋建で84平米を有する[13]。当駅は1899年(明治32年)に東礪波郡東野尻村と同郡野尻村が協力して開設を実現させたので、両村の中間地点である現在地に開業したといわれる[17]。1902年(明治35年)に完成した旧駅舎は、地元民が寄附したものであった[13][18]。
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[19]。
年度
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1日平均 乗車人員
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1995年
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138
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1996年
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132
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1997年
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120
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1998年
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124
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1999年
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121
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2000年
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118
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2001年
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104
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2002年
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96
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2003年
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85
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2004年
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79
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2005年
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77
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2006年
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69
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2007年
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61
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2008年
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60
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2009年
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57
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2010年
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53
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2011年
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58
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2012年
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50
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2013年
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53
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2014年
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52
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2015年
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60
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2016年
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62
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2017年
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65
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2018年
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57
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2019年
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68
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駅周辺
- 当駅は南砺市の北端に位置しホームが南砺市と砺波市に跨っている。また駅周辺は南砺市と砺波市の境界線が入り組んでいる。
- 砺波厚生センター
- 富山県道20号砺波福光線
- 二万石用水
- 南砺市営バス(なんバス)「JR高儀駅南」停留所 - 立野脇線
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■城端線
- 東野尻駅 - 高儀駅 - 福野駅
脚注
- ^ 『官報』(130頁)、1899年(明治32年)6月8日、内閣印刷局
- ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』(159頁)、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ 『官報』(290頁)、1902年(明治35年)5月14日、内閣印刷局
- ^ 『官報』(414頁)、1902年(明治35年)5月20日、内閣印刷局
- ^ a b 大正9年鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
- ^ 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』(33頁)、2008年(平成20年)10月、新潮社
- ^ 昭和26年日本国有鉄道公示第190号(『官報』、1951年(昭和26年)8月9日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和44年日本国有鉄道公示第309号(『官報』、1969年(昭和44年)10月1日、大蔵省印刷局)
- ^ 「きょうから 城端、氷見線営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年6月25日、1面。
- ^ 昭和45年日本国有鉄道公示第405号(『官報』、1970年(昭和45年)9月29日、大蔵省印刷局)
- ^ 「高儀駅フリーパスに 金鉄局、城端線を合理化」、『北日本新聞』(13面)、1970年(昭和45年)9月30日、北日本新聞社
- ^ 「通報 ●城端線高儀駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月29日、5面。
- ^ a b c 『北日本新聞』(17面)、1987年(昭和62年)12月26日、北日本新聞社
- ^ a b c 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号(25頁)、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』(34及び64頁)、2010年(平成22年)9月、講談社
- ^ データで見るJR西日本2016 - 西日本旅客鉄道
- ^ 『北日本新聞』(15面)、1999年(平成11年)11月14日、北日本新聞社
- ^ 相賀徹夫、『国鉄全線各駅停車 7 北陸・山陰510駅』(175頁)、1984年(昭和59年)1月、小学館
- ^ 統計年鑑 - 富山県
関連項目
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外部リンク