飛驒一ノ宮駅(ひだいちのみやえき)は、岐阜県高山市一之宮町にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。
2005年(平成17年)まで存在した、旧・大野郡宮村の中心駅である[1]。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線のホームを持つ地上駅[1]。駅舎側の1番線には下呂方面行きの上り列車が停車し、反対側の2番線に高山方面行きの下り列車が停車する。その外側に3番線の跡があるが、現在は使用されておらず、柵が設置されている。木造駅舎を有する。
構内南側、1番線に隣接し木造駅舎がある。1番線と2番線は改札口右手にある屋根付き跨線橋で繋がり、さらに北側の臥龍公園(臥龍桜)まで跨線橋が伸びている。当駅は無人駅のため、自由に通行できる。駅前にトイレがある。
高山駅管理の無人駅である[1]。
のりば
利用状況
「岐阜県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 71人
- 2006年度 - 71人
- 2007年度 - 61人
- 2008年度 - 56人
- 2009年度 - 51人
- 2010年度 - 46人
- 2011年度 - 41人
- 2012年度 - 35人
- 2013年度 - 32人
- 2014年度 - 34人
- 2015年度 - 30人
- 2016年度 - 33人
- 2017年度 - 43人
- 2018年度 - 38人
- 2019年度 - 37人
駅周辺
住宅がやや多い。
その他
- 2000年代前半まで、大晦日から元旦にかけての夜間、飛騨一宮水無神社初詣のための臨時列車(高山駅 - 久々野駅)が運行されていた。快速運転をする岐阜発高山行最終列車も12月31日は臨時停車していた。2015年現在はいずれの取扱いも行われていない[5]。
- 次の久々野駅との間にある宮トンネルで高山本線は分水嶺を越える。
- 本来特急「ひだ」は停車しないが、1990年代は臥龍桜の見ごろ(4月)に土曜・休日の一部列車が臨時停車していた。
- 1990年まで急行「のりくら」が運転されていたときは、冬季にスキー客の利便を図って一部列車が臨時停車していた。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 高山本線
- 久々野駅 - 飛騨一ノ宮駅 - 高山駅 (CG25)
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅 ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、26頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、166頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “21駅を停留所化 高山線など3線 約60人削減、4月実施 名鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年3月28日)
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2023年3月現在)。
- ^ 『JR時刻表』(編集・発行 交通新聞社)2014年12月号、pp.206 - 209(高山本線の時刻表)
関連項目
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