関根和美
関根 和美(せきね かずよし、1954年8月2日 - 2019年10月10日)は、日本の映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。東京都出身[1]。日本大学藝術学部文芸学科卒業。 略歴大学卒業後、フリーの助監督として小川欽也、山本晋也らに師事した後独立し、脚本家として『下半身美人 狂いそう』(1980年、久我剛監督)などを執筆[1]。飯泉大の推薦を受け国映制作『OL襲って奪う』(1984年)で映画監督デビュー[1]。以降、主に独立系(インディーズ)の成人映画をコンスタントに制作し、監督している。関根プロダクション社長。成人映画だけではなくVシネマ、テレビ番組、VP作品も手がけており、一般作品としては『不思議めがね』(2002年、三村渉監督)において監督補としてメガホンを取っている。別名義として1990年代の監督作で使用した「川井健二」がある。 私生活では女優・亜希いずみ(高橋靖子)の夫。おしどり夫婦として知られており、自らの作品において度々妻を出演させている。 都市を舞台とした、男女の恋愛が織り成す人間模様を社会派的タッチで鋭く描き出す作品を制作し続けている。 2019年10月12日、かつて助監督を務めた城定秀夫が関根の急逝を報告した[2]。映画監督・高原秀和によると2019年10月10日、23時41分、慢性腎不全からの敗血症性で亡くなった[3]。翌日11日に新作映画『おせんち酒場 君も濡れる街角』が控えており、この作品が遺作となる。 2020年4月に発表されたピンク映画ベストテンで功労賞を受賞[4]。 製作
監督1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
テレビ
オリジナルビデオ
監督補
脚本
脚注
外部リンク |