西福原(にしふくばら[1])は、鳥取県米子市の大字。郵便番号は683-0805[1]。西福原村についても述べる[2]。
地理
市の北部[3]。北は日本海に面する[3]。
歴史
西福原村は江戸期から1889年までの村名[3]。鳥取藩領であった[3]。村高は「元治郷村帳」548石余、「旧高旧領」564石余[3]。1871年に鳥取県、1876年に島根県、1881年に再び鳥取県に所属[3]。1889年、福米村の大字となる[3]。1938年からは米子市の大字[3]。
人口
『伯耆志』によれば、西福原村の戸数・人口は78戸、454人[2]。1879年、101戸・478人[3]。西福原の世帯数・人口は1955年、297世帯・1393人[3]。1965年、803世帯・3003人[3]。1975年、1407世帯・4744人[3]。
2024年(令和6年)8月31日現在は西福原41世帯・64人、1丁目98世帯・205人、2丁目142世帯・275人、3丁目308世帯・677人、4丁目339世帯・718人、5丁目332世帯・732人、6丁目484世帯・941人、7丁目484世帯・1117人、8丁目578世帯・1208人、9丁目448世帯・974人[4]。
経済
産業
- 店舗・企業
- 金融機関
- 特殊法人
地価
『西伯之資力 大正11年10月調』によると、地価金200円以上所有者は以下の通り[8]。
- 本生芳三郎(18555円56銭)[8]
- 久埜亀吉(2599円45銭)[8]
- 生田善蔵(2597円77銭)[8]
- 福原銀一郎(2145円43銭)[8]
- 森村兵太郎(1213円72銭)[8]
- 森次定太郎(1116円77銭)[8]
- 本生虎蔵(1100円14銭)
- 山本又次郎(954円65銭)[8]
- 本生信雄(866円49銭)[8]
- 大上善太郎(854円42銭)[8]
- 久野九平(840円67銭)[8]
- 大上清太郎(759円18銭)[8]
- 大東金太郎(739円13銭)[8]
- 森林長太郎(680円96銭)[8]
- 生林熊次郎(676円89銭)[8]
- 森崎鹿三郎(600円34銭)[8]
- 森尾徳次郎(596円51銭)[8]
- 久野泰明(587円43銭)[8]
- 国岡石太郎(501円3銭)[8]
- 生田亀吉(496円25銭)[8]
- 森灘萬三郎(480円37銭)[8]
- 生田義太郎(461円49銭)[8]
- 久野令蔵(455円32銭)[8]
- 大東和三郎(431円34銭)[8]
- 久野庄蔵(376円)[8]
- 渡邊榮壽(331円94銭)[8]
- 福原辰五郎(331円16銭)[8]
- 河上幸四郎(292円4銭)[8]
- 森永喜代太(281円11銭)[8]
- 大東萬吉(271円99銭)[8]
- 渡邊乙松(233円39銭)[8]
- 森次熊太郎(207円47銭)[8]
- 太田荘三郎(204円66銭)[8]
地域
教育
健康
- 医師
施設
- 宗教
出身人物
脚注
参考文献
- 内務省衛生局編『日本医籍』忠愛社、1889年。
- 景山粛『伯耆志 巻三』因伯叢書発行所、1916年。
- 西伯の資力調査会編『西伯之資力 大正11年10月調』西伯資力調査部、1922年。
- 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。
- 新日本海新聞社鳥取県大百科事典編集委員会編『鳥取県大百科事典』新日本海新聞社、1984年。