褚 令璩(ちょ れいきょ)は、南朝斉の東昏侯蕭宝巻の皇后。本貫は河南郡陽翟県。
褚澄(褚湛之の子)と廬江公主(南朝宋の文帝の娘)のあいだの娘として生まれた。建武2年(495年)、皇太子妃として入宮した。永泰元年(498年)、蕭宝巻が即位すると、皇后に立てられた。蕭宝巻は潘妃を寵愛したため、皇后は不遇であった。黄淑儀が太子の蕭誦を生んだ。永元3年(501年)、蕭宝巻が廃位されると、皇后は庶人に落とされた。
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