虎狼虎狼とは、
虎狼型(架空の軍艦)虎狼型は、架空戦記『旭日の艦隊』に登場する軍艦のクラス。姉妹艦は『海虎』・『海狼』の2艦。 概要・特徴虎狼型は旭日艦隊前衛遊撃艦隊の中核を担う艦として建造された。艦種は『航空巡洋艦(航空巡洋戦艦)』となっているが、実質的には小型の『航空戦艦』である。前世『航空戦艦『伊勢』』を航空戦力重視に改装した設計思想と言える。 基本的な戦法としてはまず航空戦力による先制攻撃を行って敵の戦力を削ぎ、それから肉薄して艦砲及び雷撃で敵を倒すという手順をとることになっている(同じく第一遊撃打撃艦隊に所属する信玄型航空戦艦も同様である。勿論艦砲使用時には艦載機の離着陸は不可能)。 特徴としてはやや鋭角V字状の二段飛行甲板と前面に集中装備された36cm3連装主砲2基が挙げられる。また前衛遊撃艦隊が対潜攻撃を専門とする事もあり対潜攻撃装備も充実している。 諸元サイズ
武装
艦載機戦歴心臓作戦の際には陽動作戦であるジブラルタル要塞攻撃を行って大きなダメージを与え、トルーマン暗殺未遂事件の際には偶然英国からの脱出輸送船団護衛のため航行中、艦載機が独潜水空母『スレイブニルS型・S-8501潜』を攻撃、後の撃沈につなげた。 アイスランド沖海戦では再び独艦隊に艦載機をもって一番槍を勤め、独第11機動部隊とのダカール沖での海戦の際に『虎狼』が飛行甲板に被弾したものの重巡戦隊を砲雷撃で撃沈した。 しかし終盤、高杉艦隊に随伴していた際に独軍の飽和攻撃により『海狼』が戦没し、『虎狼』、『海虎』は戦後解体されたものと見られる。その活躍ぶりは旗艦『日本武尊』に劣らないものであった。 メディアごとの相違コミック版では25年7月のアースとの戦闘の後、独ステルス爆撃機『ブレーダーマウス』の攻撃で戦没した『尊氏』の穴を埋めるため、旗艦『日本武尊』に随伴していた事になっている(コミック版『紺碧』では原作同様)。 またOVAでは基本形は変わらないが主砲が2連装になっており、艦載機も劇中では光武、光武改以外では3巻で噴式零戦『嶺花』を運用していた。 また劇中後半では虎狼級が2隻しか登場しておらず、3隻揃っての登場は前記の3巻だけであった。 |
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